『ブラックパンサー』(2018)
2018年 03月 08日
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でデビューした、若きワカンダの国王にしてヒーローのブラックパンサー、ティ・チャラを主人公に据えた作品。
前半は武器商人ユリシーズ・クロウを追っての『007』の如きスパイ・アクション物のテイスト、そして後半はその背後に見え隠れしていた存在――かつてティ・チャラの父である先王ティ・チャカによって裏切り者として殺された、その実弟ウンジョブの息子エリック・キルモンガー(ティ・チャラにとっては従兄弟にあたる)――による『ライオンキング』のような王位簒奪劇、と作風がガラッと変わる贅沢な作品。ただ、昨今の国際情勢を反映していると評された作品ではあるものの、今日のアフリカや現在のアメリカの社会について不勉強、不案内故に全てファンタジーに思えてしまい、ピンと響くものがなかった。
<MCU>的に注目したいのはCIA捜査官のエヴェレット・ロス。次回作はいよいよ『アベンジャーズ/インフォニティ・ウォー』。
この10年の集大成となる作品、期待するなという方が間違っている。
ヴィランであるキルモンガーの存在や国際情勢を絡めた重厚なストーリーが海外では好評を博したのか、今現在の本作の興行収入などは歴代MCU作品でも上位と聞いています。・・・ただ自分も昨今の国際情勢諸々は詳しい方ではないので、無知ゆえに見所はワカンダのお家騒動に向いたわけでして・・(汗
それなりに現代社会の問題も頭に入れてればもう少し深く楽しめたのかもしれませんね?
世界的にどんなに評価されようが、今のところ日本では黒人メインの映画が爆発的な大ヒットとなる可能性は低いと思うのですが、結局どのくらい稼いだんでしょうか。
「インフィニティ・ウォー」の前座として、期待の大作への助走になり得たのかどうか。
日本での上映もそろそろ終わりですが、そのあたりも気になります。





