『スーサイド・スクワッド』
2018年 03月 19日
前作「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」のラストでスーパーマンは死に、さてこれからはどうしたらいいのか?の答えがこの作品で結成される”タスク・フォースX”、即ち”スーサイド・スクワッド”。悪人を使って悪を征する”使い捨て”部隊というワケだ。

むしろバットマンがデッドショットやハーレイクインを捕まえたり、フラッシュが活躍するシーンがあったりと、「バットマンVSスーパーマン」前史的な要素もある。
このあたり、先に「バットマン」の単独作を作るなりしていたら、もっと盛り上がったんだろうなあと思うのだけれど、<DCFU>は<MCU>とは違う道を選んだようで、こういった部分が戦略ミスだったのかも。
そういやこのシークエンスでバットマンとハーレイクインのキスシーンがあるんだけど、あれは何?それとも人工呼吸?
ラストにはカメオ的にブルース・ウェインが出てきて、メタヒューマンの情報を入手するというシーンがあり、それが当然「ジャスティス・リーグ」への伏線と言うわけだが、それを除けば関連性も薄いので<DCFU>の中では異色作と言えるだろう。
今のところこの作品を見ていなくても、「ジャスティス・リーグ」への流れを追うのに支障はない。
今後この作品の続編が作られたり、ハーレイクインが中心となる別企画が実現した暁には改めてチェックをすれば良さそう。色々とゴタゴタ続きの<DCFU>だが、今後はどうなっていくことやら。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24656130/
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