『X-MEN』
2018年 03月 21日
でもディズニーによる20世紀FOXの買収も決まり(正式に決定して動き出すのは2年ぐらい先のようだけど)、そうなると<MCU>のフェイズ4には、X-MENやファンタスティック・フォーの参入もありそう。
そうなると現行の<X-MENユニバース>との関係はどうなることやら。

まあ既に<X-MEN>は歴史改変をやってのけてるし、今度の「アベンジャーズ」新作でも何やらそっち系の要素、ありそうなんで落としどころはそこら辺?
てなわけで、X-MENの一作目。
この頃のヒュー・ジャックマンは野性味溢れて危険な匂いを漂わせ、優等生キャラ(というほどいい子ちゃんではないけれど)のサイクロップスとの、特にジーンを巡っての対立も面白いんですが、回を重ねるごとにキャラの変貌もあって段々と「いい人」ポジションに落ち着くんですよね。
そっちの方がヒーローっぽくてイイ、という声も当然あるんでしょうが。
そんなキラギラなウルヴァリンと、可憐で幼気な少女ローグとのコンビで押し通せば異色のSFアクション物になっていたかなあという気もするんですが、これはX-MEN、プロフェッサーXをはじめ、対立するマグニートーやミスティークなど様々なキャラクターを描かなきゃならないワケで、中盤以降はお話があっちこっち行き過ぎて散漫な印象を受けちゃいます。
ケリー上院議員のエピソードなんかも、もっと上手く使えたんじゃないかなあと考えると勿体ない気も。
それでもアクションシーンがスカッとしてれば、ああ面白かったで済んじゃうところですが、どうも超能力描写を持て余し、敵味方共々強いんだか弱いんだかわからない有様に。
やっぱり何度見ても自分にはこの『X-MEN』の良さはわからないんだなあ。
まあ、そんなこんなも含めて、今後<MCU>入りでX-MENがどのように変貌していくのかには大いに興味があります。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3316189/
https://odin2099.exblog.jp/23476441/