『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』
2018年 03月 21日
1975年春の<東映まんがまつり>上映作品の一本で、この時のお目当ては『グレートマジンガー対ゲッターロボ』。
謎の円盤が送り込んだ宇宙怪獣にグレートマジンガーとゲッターロボが挑む、というお話は、本作同様に当時のUFO、空飛ぶ円盤ブームを反映したものだった。
更にその後の夏の<まんがまつり>では、本作のラストで告知されているそのものずばりといった題名のオリジナル作品『宇宙円盤大戦争』(本作と直接の関係はない)が上映されたし、同時上映のシリーズ第二弾とも言える『グレートマジンガー対ゲッターロボG/空中大激突!』は、やはり宇宙からの侵略者と二大ヒーローが対決するお話だった。『ジョーズ』、『ポセイドン・アドベンチャー』、『タワーリング・インフェルノ』、『日本沈没』といった映画がヒットし、ノストラダムスの大予言や超能力ブーム(スプーン曲げ!)、それにUFOと、この頃は未知なるものや末期的なものが何故か流行っていたんだなあ。
現実社会ではオイルショックも起こっていたし、何か危機感、閉塞感、そしてそれから逃れたいという意識が働いていたのかも。
再三書いているように、本作はドキュメンタリータッチのアニメーション映画、という極めて珍しいもの。
脚本が辻真先なのはちょっと意外だが、監修があの南山宏なので手堅い仕事ぶりとは言えよう。
今じゃ大真面目に、やや啓蒙的なUFOの映画なんぞ例えアニメでも作ることは難しいだろうし、そもそも需要もないだろうなと考えるとちょっと寂しい。

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