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『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章/そして艦は行く』

遂に完結。23話から26話で構成された劇場版第七弾。
といっても本公開の時は製作が間に合わず暫定版での上映になり、後になって完全版が作られベント上映されたという経緯がある曰く付きの作品。
まあスケジュール落とすのは「ヤマト」の伝統と言えば伝統なんだが…。

前作第六章のラストから直結する開幕はシリーズ初。
今までも前後編など次回へ持ち越すストーリーはあったが、映画として割り振った場合は上手い具合に何とか区切りが付くようになっていたけれど、今回ばかりはそうはいかなかった。
前作ラストでいきなり「デスラー襲撃」が流れ、さてどうなるか?
でハラハラさせられたけれど、その勢いのままガミラス本星での戦いに突入。

『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章/そして艦は行く』_e0033570_21160907.jpgここら辺のデスラーの行動が未だに理解出来ず、何故ユリーシャが雪の存在を感知できるのかの謎共々モヤモヤが残るのだが、波動砲を使用してのガミラス防衛、そして紆余曲折ある中での古代と雪のようやくの再会、とイベントが多いので、細かいことは気にしてられなくなる。ノランも良いキャラだったなあ。
また古代と雪の再会から、背後に浮かび上がるイスカンダル星の描写、音楽のタイミングもバッチリで屈指の名シーンとなっていた。

コスモリバースの引き渡しを拒むスターシャ、波動エンジンを武器に転用した云々が言い訳にしか聞こえず、単に古代守の魂と別れたくなかっただけじゃないの?と思えてしまうのは旧作以上にスターシャの「女」の部分が強調されているからだろう。
その前に置かれたデスラーとの会話シーンなども旧作以上に濃厚で、まるで昼メロを見てるみたいだったし。

何はともあれイスカンダルを後にしたヤマト。
そういやコスモリバースの仕組みもよくわからないなあ。
旧作でコスモクリーナーDを直接届けず、ヤマトにイスカンダルまで来させたのは、イスカンダル人が既に死に絶え、自力で完成させることも送り届けることも出来なかったから、というのが理由だろうが、今回は一捻りというか二捻り? 
そのせいでわかりやすくなったというか、余計わかりにくくなったというか。
大体古代守がいなかったら、どうやってコスモリバースを起動させるつもりだったんだろう?

またコスモリバースに宿った守は、全地球人類を救うことよりも、弟の進を救済する道を選んで暴走しちゃうのもねえ。
運よく?身代わりですぐに沖田艦長死んじゃったから何とかなったけどさ。
その沖田艦長も、「何もかも皆懐かしい」の名セリフのタイミング早すぎ。
佐渡先生が艦長室を出て、そして戻ってきて敬礼するまでのシーン、もっと余韻を持たせて欲しかった…。

まあ何はともあれ、無事に「宇宙戦艦ヤマト2199」は完結。
そして「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」がスタートするのでありました。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/20974488/
https://odin2099.exblog.jp/21188388/
https://odin2099.exblog.jp/22462036/
https://odin2099.exblog.jp/23195379/




by odin2099 | 2018-03-23 21:17 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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