<DCフィルム・ユニバース>の第五弾にして、やっとヒーロー集結。

ということで残念ながら強者集結ムードには一歩及ばない。
おまけにイベント要素てんこ盛りの作品の割に、<DCFU>では最短の上映時間は2時間ジャスト。
ザック・スナイダー監督が降板する前のヴァージョンでは3時間はあったとの噂もあり、テンポも良くて見やすい娯楽作品に仕上がってはいるが物足りないとの声も多い。
実際、予告編にはあって本編にはない、というシーンも幾つかあるので、初見の時はあれれ?となったくらいなので、可能ならロング・ヴァージョン、もしくはザック・スナイダーズカットなんていうのも見てみたいもんである。
後を継いだジョス・
『アベンジャーズ』・ウェドン監督(クレジットは”脚本”)も手堅くまとめてはいるものの。
さて本編。
いきなりマザーボックスだ、ステッペンウルフだ、と言われても危機の度合いがわからない。
もうちょっとこれまでの作品で上手く伏線張っておいて欲しかったところだ。
そのマザーボックスにしてからに、随分あっさりと奪われるし、アマゾン族もアトランティス人も危機管理能力を問われかねない。
おまけにジャスティス・リーグの皆さんも、スーパーマンを蘇生させてヤレヤレというところでほったらかしにしておくんだもんなあ。
お間抜けすぎる。
肝心のステッペンウルフも、実際のところそんなに凄い敵という雰囲気はない。
『ワンダーウーマン』に出てきたアレスの方が、神様なだけによっぽどヤバそうだったし、『バットマンVSスーパーマン』に出てきたドゥームズデイも強大なモンスターというオーラが出ていたけど、どうもワンダーウーマンの戦いぶりを基準に考えると、「ステッペンウルフ>ドゥームズデイ>アレス」となるようで何となく納得いかない。
で、ワンダーウーマン。
彼女が今回の実質的な主人公(バットマン/ブルース・ウェインは狂言回しだ)。
前作の単独主演作は女性監督だったからなのか、所謂お色気シーンは封印されちゃった感じだったけれど、今回はチームの紅一点ということもあって(ロイス・レインはあまり出番がないし)、ちょこちょこっとエロスを感じさせてくれる。
例えばサイボーグと初対面のシーン、珍しく胸の谷間が全開だし、後ろ姿はヒップがキュッと上がって、しかもうっすらとアンダーのラインが見えるようで思わずドギマギ。
大人の娯楽映画だもん、こういう要素も大事だと思うんだけど、あんまりやり過ぎると抗議が来ちゃうのかな。
新メンバーの一人、お調子者のフラッシュことバリー・アレンは<MCU>で言えばスパイダーマンのポジションかな。
あそこまで煩くない代わりに、ちょい根暗入っちゃってます。
でも良いキャラだった。
そういや途中で足を怪我するけど、あれって何の意味があったんだろう?
その場での危機感は盛り上げたかもしれないけど、以後の戦いでスピードを封じられたとかいう枷もないし、いらなかったんじゃないのかな。
そして最後にバリーはニートじゃなくなり、警察にちゃんとした職を得るが、推薦状を書いた友人っていうのはブルース・ウェィンか、ゴードン本部長あたりなんだろうね。
ワイルドなアクアマン/アーサー・カリーも、クールなサイボーグ/ビクター・ストーンも、チームの構成メンバーとしてはバラエティに富んでいて、正に「これから」というところで終わってるだけに次に期待したいところだけど、パート2が自然消滅し、相変わらず<DCFU>自体が迷走し…というところなので、正直言うとチームアップが今回限りで終わりそうなのが何とも…。
一応<DCFU>の次回作は『アクアマン』単独主演作なんだけど、主人公より今回は顔見せ程度だったアンバー・ハード演じるアトランティスの女王メラに注目。
ボディーラインがはっきり出てるコスチュームだし、こりゃワンダーウーマンより期待出来るかな?
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26213560/https://odin2099.exblog.jp/26336654/