『ヴァレリアン/千の惑星の救世主』(2017)
2018年 04月 05日
”千の惑星の都市”と呼ばれるそこはあらゆる種族が共存する場所だったが、彼らはその内部で進行している邪悪な陰謀と、ある秘密の存在を知ることになる。

優秀だが女ったらしで常に相棒を口説いてるヴァレリアンをデイン・ハーン、そのクールビューティーな相棒ローレリーヌにカーラ・デルヴィーニュ、他にクライヴ・オーウェン、ジョン・グッドマン、ルドガー・ハウアー、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、リアーナら個性的かつ豪華な面々が揃っている。
「スター・ウォーズ」に多大な影響を与えたという宣伝文句が使われていたが、「スター・ウォーズ」というよりは「バーバレラ」や「フラッシュ・ゴードン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、それに「アバター」に近いテイスト。上映時間が思いの外長く、やや冗漫でスローモーな印象も受けるが、まずは上出来な娯楽作品だろう。
是非ともシリーズ化を望みたいところだが、興行的には振るわず大赤字だと伝えられているのが残念だ。
とにかく最初から最後までローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュが良い。
「スーサイド・スクワッド」では古の魔女エンチャントレスを演じていたが、特殊メイクの下にこんなに魅力的な美貌が隠されていたとは。
また映画の前半ではキュートなビキニ姿も。美貌のみならず美ボディも披露してくれているので見逃せない。

【概略】 西暦2740年。宇宙を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する’千の惑星都市’アルファに派遣される。アルファでは、謎の放射線汚染が広がっており、2人は、事態の対処を任されている司令官の護衛を務めることになった。ところがヴァレリアンたちの前に突如、30年前に消えたはずの惑星、ミュールの一団が現れ、司令官を連れ去ってしまう。後を追ったヴァ...... more

