【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『宇宙戦艦ヤマト2199/追憶の航海』

「宇宙戦艦ヤマト2199」全26話を劇場版の第一章~第七章でお浚いしたので、今度は総集編です。
最初に見た時は不満タラタラでしたが、見直す度に新発見というか、気付きがあります。
勿論それで全て納得してるということではなく、やはり「俺ヤマト」「俺編集版」というものを夢想してしまいますが。

e0033570_22352254.jpgオリジナル版「宇宙戦艦ヤマト」にも総集編の劇場版がありましたが、あちらは時系列順というか物語の進行順。
対してこの「2199」は一旦シャッフルして「メ2号作戦」、即ち冥王星基地攻略から描くという大胆さ。
そこから遡ってガミラスの侵攻、地球滅亡に際してのイスカンダルからの救いのメッセージ、ヤマトの建造そして発進を描くという構成になっています。

その為「メ1号作戦」冥王星会戦がカットされてしまったので、古代進と兄・守の関係もオミット。いきなりイスカンダル星で墓標が出てきても「誰それ?」になってしまってるのは残念でした。
親友の真田や恋人だった新見との絡みは時間的に入りきらなかったでしょうが、どっかしらでフォローが欲しかったなあとは思います(旧作と違って、兄の復讐に燃える性格ではないこともありますが)。
まあクライマックスのコスモリバース起動の件も丸ごとありませんから、メインストーリーには不必要な人物なのはわかりますが。

他にも古代と雪はいつ互いを意識したのかとか(急にビーメラ4で出てきてもねえ)、メルダの扱いとか(彼女はヤマト艦内に何をもたらし、地球人とガミラス人の関係をどう変えたのか)、主人公以上に主人公っぽかった山本の存在感の薄さとか、気になる点は多々。
そうそう、この物語って山本視点で再構成することも出来ますね。旧作の古代に近い立ち位置のキャラですから、その方がお話は分かりやすくなった可能性はあります。

この総集編は130分ありますが、これが150分ぐらいあればもう少し見応えのある作品になったんでしょうね。
そしてこれに続く新作劇場用映画「宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟」と相互補完する形になれば、より理想的だったと思うのですが…と妄想はさらに膨らんでいくのです。

「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結の暁には、このような総集編が作られるでしょうか。
更なる続編企画も動いているようなので、新規ファンの導入の為にも需要はありそうです。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/22464742/
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by odin2099 | 2018-04-10 22:41 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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