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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I/青い瞳のキャスバル』

つい最近のように思っていましたが、気が付くと3年も前の作品になってました。
来月公開の6作目でひとまず完結ということのようなので(あれ?7作目以降もやるって前回言ってなかったっけ?)、まとめて見ることにします。

この物語は最初の「機動戦士ガンダム」――<ファースト・ガンダム>の前章にあたります。
といっても何十年も前ではなく、せいぜい10年ほど前。キャスバル・ダイクン、後のシャア・アズナブルがまだ少年の頃、のお話。
キャスバルが、そしてその妹アルティシアが、如何にして「ガンダム」本編におけるシャアに、セイラ・マスになっていったのかが描かれていきます。

e0033570_23335946.jpgしかしこの作品がユニークなのは、安彦良和による漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を原作にした作品だということ。
正伝「機動戦士ガンダム」と同じサンライズ製作によるアニメーション作品ではありますし、安彦良和といえばファースト「ガンダム」のアニメーション・ディレクター、言ってみれば絵作りの総責任者、メインスタッフ中のメインスタッフなわけですが、それでも公式な「ガンダム」の前章ではなく、あくまで二次創作なんですね。

その為に「ガンダム」本編とは矛盾する箇所もありますし、ストレートに「ガンダム」本編に繋がるようにはなっていません。今後の展開如何によっては「ガンダム」のリメイク、リブート作品の序章と位置付けられることになるかもしれませんが、現在までのところではちょっと類を見ない存在と言えるでしょう。

純粋な劇場用作品ではなく、あくまでBlu-rayを売るためのイベント上映という形で劇場公開された作品ですが、そのクオリティは劇場用作品並み。キャラクターもきちんと芝居をしています。
またファースト「ガンダム」のBGMが何曲か流れるのも、古くからのファンには「あの時代」の気分に浸れる有難い配慮。この作品に先駆けて作られた「機動戦士ガンダムUC」もそうでしたが、ここで完結と言わず、これからも腰を落ち着けてじっくりと作っていって欲しいものです。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/22848100/




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by odin2099 | 2018-04-11 23:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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