『五人ライダー対キングダーク』
2018年 04月 18日
その前に、なんで1号:藤岡弘、2号:佐々木剛、V3:宮内洋はオープニングタイトルにクレジットされないのだろう?
確かに本人たちは出演はしていない。各人の変身シーンは過去作品からの流用だけだ。
でも声は本人たちがアテている。
前作「仮面ライダーV3対デストロン怪人」では、やはり声のみの出演だった藤岡弘と佐々木剛はしっかりとクレジットされていたのに…。これはどうしても釈然としない。
まあライダーマンに関しては、山口暁の変身シーンは一応出てくるものの、台詞は(ノンクレジットの)林一夫だから致し方ない面はあるけれど……。
GODの新たな作戦行動に際し、ライダーが一人一人登場するのは強者集結ムードがあって良いが、合流した後がグダグダなのはどうしたことか。
Xライダーが単独で行動し、あわやと言うところで歴代ライダーが駆け付けるのだが、この流れも不自然。
脚本家も監督もしっかりしろ!と言いたくなるところだが、撮影は天候不順に悩まされたとの証言もあるので、そこまでの余裕はなかったのかもしれない。
じゃなければ「ジャリ番だからこの程度でもいいや」という驕りがあったのか。
とにかく何度も書いてるように、面白くなりそうな要素は多々あれど、結果がそれについて行かない残念な作品――というのは過分に甘い評価で、ハッキリ言えば昭和期の仮面ライダー映画にあって最低の出来、駄作、と断じてもいいんじゃなかろうか。
見どころは今回のゲストヒロインで、かつて「人造人間キカイダー」でヒロインを演じた水の江じゅんの可憐さのみ、と断言しちゃうぞ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3167805/
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