『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III/暁の蜂起』
2018年 04月 30日
エドワウ・マスことキャスバルはまんまとシャア・アズナブルになりすまし、監視の目を掻い潜ってジオンへ。そしてザビ家の末弟ガルマと親交を深めていく。
エドワウとシャアが瓜二つなのは、当然四六時中監視していたザビ家サイドの面々も承知していた筈。なのに何故二人の入れ替わりに気付かないのかは合点がいかないが(少なくても疑う人物の一人や二人が出てきても良さそう。そんなに無能な集団なのか)、ご都合主義と言われようがそうでなければ物語が先へ進まないので致し方ない。
そしてシャアの正体に疑念を抱くのが、本物のシャアの旧友リノ。
しかし久しぶりの再会だということもあるが、最初のうちは入れ替わりに気付かないのだから、この二人は想像以上に似ていたということになる。となればザビ家も”影武者”くらいのことは頭をかすめなかったものかなあ。
「レディ・プレイヤー1」ではRX-78ガンダムが参戦していることで話題になっていたが、この物語ではまだガンダムは誕生していない。
ガンダムの出ない「ガンダム」の物語は更に続いて行く――。
<過去記事>
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