『宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第五章 煉獄篇~』(2018)
第15話「テレサよ、デスラーのために泣け!」、第16話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」、第17話「土星沖海戦・波動砲艦隊集結せよ!」、第18話「ヤマト絶体絶命・悪魔の選択再び」をまとめて上映。

そしてそのアベルトの甥であることが判明したキーマンことランハルト・デスラー。この二人のデスラーを翻弄するデスラー一族の悲劇。そして一旦はヤマトクルーを裏切り、更にはアベルトをも裏切ってヤマトを選んだその葛藤。ヤマト艦内におけるトラブルメーカーの可能性もあった彼だが、これで名実ともにヤマトクルーの一員となっていくのだろう。もっともこれは死亡フラグでもあるが。
死亡フラグといえば、今回もう一人該当する人物がいる。
それはズォーダーの”悪魔の選択”のターゲットとなってしまった加藤三郎。桂木透子から息子の病を治す薬を受け取ってしまった加藤、それと引き換えに彼が起こした行為によってヤマトは沈没。
先にバルゼー率いるガトランティス艦隊を辛うじて撃退したものの、白色彗星本体が出現したことにより壊滅状態に陥った地球艦隊に代わり、唯一の希望となったヤマトだったが…。
第19話「ヤマトを継ぐもの、その名は銀河」から、20話「ガトランティス、呪われし子ら」、21話「悪夢からの脱出!!」、22話「宿命の対決!」をまとめた第六章「回生篇」は11/2公開。


このネタは、やはりエクスカリバーさんを抜きにしては語れないし、最速で記事にしてることだろうと思いました(笑)
魑魅魍魎が多いので、それなりに伏線張るのは構わないのですが、伏線を張りすぎてお粗末な終わり方にして欲しくないのですけどねぇ・・・。
エクスカリバーさんの締めの言葉からすると、不安が募りますね・・・。
ご期待に添えているかどうかはわかりませんが……
原典の「さらば」も「ヤマト2」も決して明るいお話ではありませんが、今度の「2202」はそれらとは違うベクトルで、重たく暗いお話になっています。
ヤマトクルーたちがズォーダー大帝によって、精神的に追い詰められていくというか。
別に「ヤマト」でそういう話を見たいとは思わないし、必要以上にキャラクターを追い詰めてもいい気持がしないので、自分の望むのとは違う物語になっている、と書いたのです。
ヤマトに代わる新戦艦「銀河」の登場とか、主役メカを交代させ続けた一時期のロボットアニメかよ!
――という気持ちにもなりますしね。