「
宇宙戦艦ヤマト2199」と「
宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」を集中して見直したのは、新作を見るにあたってのおさらいだったのだけれど、今度はオリジナルシリーズも見てみたくなったので、当初はそのつもりはなかったけれど、これから夏も近づくことだしちょいと見てみることに。
沖田艦長、古代、島、真田、徳川&佐渡、古代守、スターシャ、ドメル、ナレーター…と鬼籍に入られた方も増えてきたが、作品の中では永遠に生き続けている。
前回このパート1の劇場版を見直した時は「すぐに飽きちゃった」のだけれども、今回は「お、なかなか面白い」と感じたので自分もいい加減だなあと思ったのだけれども、30~40分経つ頃には集中力が途切れてきてしまった。
ヤマトが太陽系を離脱し、ガミラスの猛攻が始まる(赤色巨星アルファ星が出てくる)あたりで映画は丁度半分くらい経過するのだが、クライマックスに次ぐクライマックスで緩急の差がないのも辛い。

特に七色星団の決戦からガミラス本星での最終決戦が連続すると、昔はテンションが上がりまくっていたけれど、今はどっしりと疲労感。あの頃の感激を味わう機会はもう二度と訪れないんだなあ、と少々淋しい気持ちに。
実際に採用されたこの舛田利雄編集版ではなく、没になった山本暎一編集版だったらどうだったんだろう?というのは非常に気になる。
特に「2199」の再編集版である劇場版
「追憶の航海」を見た後だと、このパート1の総集編、もう少しどうにかならなかったのかなあという気持ちにどうしてもなってしまう。
今更ではあるがこのパート1の新たな総集編を見てみたい。
出来れば作画ミスや色塗りミスを修正し、台詞のタイミングずれを調整し(本当なら再アフレコしたいところだが)、フィルムも綺麗に洗浄し…と夢はドンドン広がっていく。
ちなみにイスカンダルを目前にした沖田艦長の台詞、Blu-ray版では「本当にご苦労だった」になっていた。ここら辺のヴァージョン違い、どなたかきちんとまとめて欲しい。
そういやガミラス星の寿命が尽きかけてるという設定、「2199」ではスルーされ、「2202」で拾われてるんだな。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2756711/http://odin2099.exblog.jp/10292190/http://odin2099.exblog.jp/17402009/