『エルミタージュ美術館/美を守る宮殿』(2014)
2018年 06月 23日

ミケランジェロ、レンブラント、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ルーベンス、ゴッホ、ルノワール、ピカソ、ドガ、カラヴァッジョ、モネ、ゴーギャン、カンディンスキー、ベラスケスらの素晴らしい作品の数々が映し出されるだけでもお得感があるが、幾つかのロシア内外の戦争に巻き込まれ、翻弄される美術館の変遷が興味深い。
オープニングとエンディングで繰り返される通り、「エルミタージュ美術館はロシアの歴史そのもの」という言葉にも素直に頷ける。
そして「資料館ではなく美術館は生きている」との言葉に、そこで働く人々のプライドを垣間見た思いだ。