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『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』

『ウルトラマン』全39話の中から第15話「恐怖の宇宙線」、22話「地上破壊工作」、23話「故郷は地球」、34話「空の贈り物」、35話「怪獣墓場」の5本を繋いだオムニバス映画。
俗に第三次と呼ばれるウルトラブームのトップを切って、春休みに公開されて大ヒット!

『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』_e0033570_19344296.jpg毎度書いてることだけれど、ブームに乗っかった映画の第一弾が、何故変化球とも言える実相寺監督作品のセレクトだったのかは謎。
この中で派手に暴れる怪獣はテレスドンぐらいだし、それでもウルトラマンはスペシウム光線を撃たない。
この後に製作・公開された『ウルトラマン/怪獣大決戦』はレッドキング、バルタン星人、ゴモラ…と人気怪獣目白押しなのに…。

第三次ブームは子供たちから自発的に巻き起こったワケではなく、第一次ブームをリアルタイムで体感した世代が送り手側に回り、主にマニア層をターゲットに仕掛けたものだから、というのが持論なんだけど、強ち間違いじゃないと思ってる。
だからマニア受けする実相寺セレクトだったんじゃないのかね。

実相寺監督作品は全部で6本あるけれど、上映時間の関係からかガマクジラのエピソードがオミット。
更に各エピソードも短縮編集されているものの、新録のナレーション処理のお蔭もあって各話の繋ぎも比較的スムーズ。
元のお話の面白さもあるが、映画としての完成度も決して悪くはない。
もう一度くらい劇場のおっきなスクリーンで観たいもんだが…。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2824086/


by odin2099 | 2018-06-25 19:49 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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