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『M:i:III』

トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル」シリーズの第3弾。

イーサン・ハントは現場を離れ、教官として後輩を指導しているセミリタイヤ状態。
そして身分を隠して恋愛中、そして結婚へ。
しかしスパイに安息の時はない。
教え子の危機を救うべく現場に呼び戻され、なし崩し的に陰謀の真っ只中へ――!

今回イーサンのチームに参加するのは、唯一の皆勤賞ルーサー役のヴィング・レイムスにジョナサン・リース=マイヤーズ、それに紅一点のマギー・Qとなかなか国際色豊かで豪華なメンバー。それに上司がビリー・クラダップにローレンス・フィッシュバーンと渋い顔触れ。
イーサンの結婚相手はミシェル・モナハンで、イーサンの愛弟子がケリー・ラッセル。そして太々しく憎たらしい悪党を怪演してるのがフィリップ・シーモア・ホフマン。

『M:i:III』_e0033570_22132042.jpg大きくスリットが入った露出過多なドレスに身を包みセクシーさを強調したかと思えば、一方で華麗なアクションを披露するマギー・Q、また短い出番乍ら強烈な印象を残すケリー・ラッセルに比べると、正ヒロインのミシェル・モナハンが見劣りする面もあるけれど、全体的な女性陣のレベルはシリーズでも上位。それに今回は外部の協力者的なポジションだが、サイモン・ペッグ演じるベンジーは本作からの登場でオイシイところを持って行き、以後レギュラーメンバー入りを果たす。

ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウーに続いて監督を務めるのはJ・J・エイブラムス。
テレビ界のヒットメーカーとして知られる彼の劇場映画監督デビュー作で評価も高いようだが、冒頭の場面から痛々しく、全体的に後味の悪いストーリー展開はどうしても好きにはなれない。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/17193258/
https://odin2099.exblog.jp/23516461/


by odin2099 | 2018-07-21 22:18 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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