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『ハウルの動く城』

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたジブリの長篇アニメーション映画。
当初は細田守の監督作品として進められていたものの、諸事情で降板した後に宮崎駿監督作品として仕切り直されたのはご存知の通り。
この頃に世代交代に成功していたら、ジブリも今と違っていたかもしれない。

『ハウルの動く城』_e0033570_20592620.jpgオープニングから流れる久石譲の音楽は素晴らしいが、お話は序盤こそ原作に沿ってはいるものの中盤以降は完全にオリジナル展開。キャラクターもまるで別人で、それでも原作より面白くなっているならともかく、更につまらなくしているようにしか感じられない。そしてキャラクターの作画の不統一さも気になる。今回見直すのは公開以来なのだが、その印象は変わらなかった。

倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、加藤治子…というキャストでも、合格点を上げられるのはせいぜい我修院達也と神木隆之介くらい。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズは元々ジブリのファンだったそうで、この映画も好意的に受け止めていたようだが、果たしてそれは本心だったのだろうか。

この作品以降、ジブリとジブリフォロワーによる英米児童文学のアニメ化は続いていく…

【ひとこと】
「ハウルの動く城」ってそういう意味で「動く」んじゃないんじゃないの?
まるで機械仕掛けのでっかい虫で気持ちが悪い。

<過去記事>




by odin2099 | 2018-07-29 21:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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