『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル/ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』
2018年 08月 09日

シミュレーション空間内で使用される怪獣たちの人形の出自が明確でないが、これは友也が描いた怪獣の絵に特殊な宇宙線が降り注ぎ、それが実体化したもの、と解される。そのため本編には直接出てこないものの、ガヴァドンがフューチャーされているのはオマージュなのだろう。
最後にはカオスウルトラマンやイーヴィルティガら偽ウルトラマンというか、ダークウルトラマンたちが出現して大ピンチ!しかしコンピューターがダウンして事なきを得て、というシチュエーションが出てくるが、これが偶然なのかバグなのか、それとも人為的なもの(闇の力が働いている?)なのかは不明で、何となく釈然としない。
津川雅彦扮する礼堂ホツマはラストシーンに登場し、作品を見てくれた人たちに感謝を伝える役回り。そしてヒカルたちの冒険がまだまだ続く、と告げるのだが、今改めて見るとこれまで応援してくれた「ウルトラマンギンガ」のファンに対してお別れを言ってるように感じられてしまう。
続編シリーズ「ウルトラマンギンガS」には参加していないので、尚更「これが最後」の感が強い。
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