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『エマニエル夫人』

こちらが本家『エマニエル夫人』。
「褐色のエマニエル」ラウラ・ジェムサーに対し、本家のシルビア・クリステルは透き通るような白い肌。
有名なポスターなどで見るとかなり妖艶な印象も受けるが、本編を見る限りではショートカットでボーイッシュに見えたり、少女の面影を残した無邪気な笑顔を見せたりとちょっとしたギャップがある。
終盤では様々な性の手ほどきを受け、エマニエルは少しずつ脱皮していくのだが、そのラストカットで濃い目のメイクを施した状態が、ポスターなどのキービジュアルに使われているのだ。

『エマニエル夫人』_e0033570_22510750.jpg嫁さんが自慢でみんなに見せびらかしたい(事前にヌード写真までばら撒く用意周到さ)、それに彼女を束縛する気なんかないといってる旦那さんは、奥さんがちょっとプチ家出しただけでオロオロして周囲に当たり散らす癖に、奥さんが戻ってきてくれると今度は”性愛の伝道師”ともいうべき老紳士に調教を依頼するし、夫一筋で浮気なんてとんでもないといってる奥さんの方は、相手が同性(女性)ならノーカウントらしいし、変な理屈をつけて実はアバンチュールを愉しんでいたり、とこの夫婦が考えることはサッパリわからない。
高尚な愛の哲学とやらを理解するためには、まだまだ修行が必要らしい。

今回はBlu-ray収録の日本語吹替版で鑑賞。
これ、TVで初めて放送された時のもので、多分何度目かの再放送で見たことがあったけど、なんで主役の声が山口いづみなんだろう?
ハッキリ言って聴いていて辛い。
他のキャストは横森久、羽佐間道夫、藤田淑子、平井道子、鳳八千代とベテラン揃いなのに…。

<過去記事>


by odin2099 | 2018-08-11 23:01 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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