『宇宙刑事シャイダー』(1984)
2006年 02月 13日
この頃は「宇宙刑事」シリーズに夢中になっていましたので、オリジナルの劇場用映画の企画があると知ったときは大喜びしていたのですが、いつの間にかそれもお流れとなり、実現したのは<東映まんがまつり>枠での『シャイダー』の劇場版のみでした。結局映画館には足を運ばず、数年後にようやくビデオで見たのが最初です。
劇場用ということで番外編的な作りになっていまして、”流れ星のガンマン”と異名をとる銀河最強の決闘者オメガが、シャイダーを倒して名を挙げようと地球へやってくるというお話です。
ただこのオメガ、かつてギャバンやシャリバンに挑戦して敗れたという過去があるんですが、それって本当に強いんでしょうか?(苦笑)
しかもシャイダーを倒して、レギュラー悪である<不思議界フーマ>の最高幹部になるのが夢、とは小さい小さい。どうせならフーマを乗っ取ってやるくらいの大口を叩いて欲しいものですな。
またフーマ側としても、一介の流れ者にシャイダーを倒されては面目丸潰れということで、シャイダー抹殺を狙い且つオメガを妨害するなど、あの手この手で暗躍します。

主人公のシャイダーこと沢村大を演じている円谷浩は、ギャバンを演じた大葉健二、シャリバンの渡洋史と違ってJAC出身じゃないのでアクションは抑え目ですが、その代りパートナーである女宇宙刑事アニーを演じた森永奈緒美がJAC出身なため、必然的に彼女のアクションがクローズアップされているのがシリーズの特徴なのですが、この劇場版でもご他聞に漏れず、オフィス街のビルとビルの間をロープ一本で渡り切るという大掛かりなアクションを見せてくれています。
それ以外にも彼女のアクションはなかなか躍動感があり、それに強すぎないのも魅力ですね。当時は森永奈緒美にはさほど魅力を感じなかったのですが、改めて見直してみると”アニー萌え~”な人が多かったのも頷ける話です。
来年は「宇宙刑事」シリーズ誕生から25年。ここ数年復活の噂が絶えないこのシリーズですが、決して設定は古びていませんので本格的に復活させても面白いかと思います。『スケバン刑事』も復活することですし(苦笑)。
それにしても先年、若くして円谷浩が鬼籍に入られたことが残念でなりません。


毎週日曜日の朝が楽しみで、早起きしていましたよ!女の子向けの番組より、ヒーローもの、戦隊ものが好きでした。
女刑事がかっこよかったことも記憶に残っています。曲も好きでした。
大人になってからは、ヒーローものをすっかり見なくなってしまいました・・・
お、「宇宙刑事」に反応があるとは?!(笑)
『ギャバン』の途中からポツポツ見始め、『シャリバン』の中盤以降の盛り上がりにワクワクし、
そして『シャイダー』へ。でもラストはちょっとガックリでした(苦笑)。
その後の作品もある時期まで見ていたんですが、
放送時間が金曜の夜から月曜の夜へ、そして遂に日曜の朝へと追いやられてしまったのは寂しかったなぁ。
”枠”の関係からいけば、今放送されている平成「仮面ライダー」シリーズが、この路線の継承者ということになりますね。

特撮ヒーローのゲームブックってその3冊しかなかったでしたっけ?
「ウルトラマン」と「BLACK」は持っていたような気が…。
あれ?「シャイダー」も読んだことがあったかな?(^^;