『仮面ライダーオーズ WONDERFUL/将軍と21のコアメダル』
2018年 08月 18日
本当にひょんな事でなんですけど、私は今『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』にハマり始めています(何を今更と思われるでしょうけど:笑)。
「仮面ライダー」に登場する「将軍」と言えば、悪役系でアレな人達を連想しますが、本作に登場するのは、何と!「暴れん坊将軍」なんですよね!!
仮面ライダーオーズに変身するのが「無欲のプータロー」というのが何とも異様、いや異色ですが(笑)、本当は良い家のお坊ちゃんで、自分が善意のつもりでした多額の寄付で不幸を呼んだ事が「さすらいのホームレス」を目指すきっかけになったのですね。
派手なデザインのパンツを何枚も持ってるなんて「南国少年パプワくん」みたい(笑)。
で、劇場版ではオーズの映司くんその他諸々が江戸時代にタイムスリップして、かの暴れん坊将軍・徳川吉宗公まで絡んでくるという荒唐無稽な展開!!上様こと松平健さんの息子さんがオーズのファンだったとの事ですが、大好きなオーズとお父さんが共演している映画を観て、息子さんも大喜びしたでしょうね。
しかし、吉宗公も生涯のうちに訳分からん怪人達とチャンバラする事になるとは思いもよらなかったのでは・・・・・・(それにしても、適応力の高い上様)。
タイムトラベルネタなんて、まるでドラえもんみたいですが、ドラえもんに登場する歴史上の日本人はサンバを歌って踊る事はしないでしょう(笑)。
東京の人達と江戸の人達が手を繋いでサンバを踊るラストは、時代を越えた絆の繋がりを感じて微笑ましいです。映画の主題歌のノリも良いですし。
「世界中 大きなファミリー」。全世界の人達がこんな風に思ってくれたら、国同士の戦争も、大きな事故や犯罪も無くなる事でしょう。文化も良い方向へ進むと思いますが、現実はなかなかそうはならないようですね・・・・・・。
コロナが蔓延する今こそ、世界中の人々が手を(今は心の中で)繋ぎ合って協力しながら収束を目指し頑張らなければいけませんね。
チラっと見たメダルから、徳川家に昔献上されたメダルに思い至り、すぐさまオーズに渡すとは吉宗公も機転が利くというか何というか…。
この映画の後日談として、この世界に取り残されてしまった怪人の残党と吉宗が切り結ぶという作品がちょっと見てみたいです。
ライダー抜きで、「暴れん坊将軍」の番外編といった感じで。
ただ江戸時代にライダーがタイムスリップするなら、変身忍者嵐との共闘も見てみたい。
元々はテコ入れで「嵐」にライダーと滝がゲスト出演する構想もあったそうだし、小説の「仮面ライダー響鬼」ではご先祖様と嵐のコラボが実現してますが。