【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『プーと大人になった僕』(2018)

自社のアニメ作品を次々と実写化しているディズニーは、今回「くまのプーさん」をチョイス。
といっても「プーさん」をそのまま実写でリメイクするのではなくいわばその「続編」で、プーたちと別れ、大人になったクリストファー・ロビンが主人公。
原題もそのまま”CHRISTOPHER ROBIN”だ。

e0033570_19321854.jpgあれから30年、結婚し娘が生まれ、今は仕事第一のクリストファー。だがその仕事は思うようにならず、一層仕事にのめり込み、家族を顧みる余裕をなくし、今や家庭は崩壊寸前。
そんな時にプーと再会し、仕事よりも大切なことがあることに気付いて行く、というサラリーマンなら号泣必至、人の再生を描いて行く感動物語だ。

最近は「パディントン」「ピーターラビット」など動物を主人公にした児童文学の実写映画化が続いたが、CGで描かれるプーやイーヨー、ピグレット、ティガー、カンガとルーの母子らはそれらに勝るとも劣らない。
というより動物そのものを描くのではなく、そのぬいぐるみらしさの表現に挑戦するなど先行する作品とは違ったアプローチを試みるあたりにディズニーの意地を感じた。

お話は出来過ぎのハッピーエンドで、この作品に感化された社畜が同じ行動を取ろうものならたちまち社会的に抹殺されかねないが、ひと時の夢と割り切り100エーカーの森でプーたちに寄り添うのも良いだろう。成長したクリストファー・ロビン役のユアン・マグレガーも好演だ。
クリストファーの妻に「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」などのヘイリー・アトウェル、クリストファーの上司に「SHERLOCK」のマーク・ゲイティスとジャンル・ファンにもお馴染みの顔が並んでいる。

今回は吹替版で鑑賞。プーとイーヨーは前任者が死去しているために新キャストになっているが、他はお馴染みのメンバーなので安心感が。
ユアン・マグレガーの吹替を担当した堺雅人はアニメでの吹替経験も多いので決して下手ではないのだが、やはりユアンの声は森川智之で聴きたい!



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by odin2099 | 2018-10-02 19:45 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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