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『ジョニー・イングリッシュ』

2003年、2011年、そして今年2018年と、忘れた頃に新作が作られる<ジョニー・イングリッシュ>シリーズ。おさらいで久々に見ました。

今回も吹替版で見たんですが、あれ?ローワン・アトキンソンの吹替が山口智充じゃない?!
2作目の吹替版は岩崎ひろしで作られたので、それに合わせた新録版とは!
山口智充版が見たい人は、VHSか以前出ていたDVDを探すしかないんですな。

『ジョニー・イングリッシュ』_e0033570_19010702.jpgローワン・アトキンソンのイメージには岩崎ひろしも合ってるとは思うけど、山口智充も結構上手かったんですよねえ。
それにパスカル・ソヴァージュ役のジョン・マルコヴィッチは、水野龍司よりも山路和弘の方がより胡散臭くて良かったなあ。

007のパロディ映画は少なくなく、主人公が本家とは程遠いボンクラ、ドジ、マヌケながらも、何故か手柄を立ててしまう、というパターンもお馴染みのもの。
しかしこの映画が良いのは、上映時間が90分に満たない点。
コテコテのギャグを繰り返し繰り返し見せられるより、お話がサクサク進む方が後に何も残りませんが愉しめます。

それにこのジョニー・イングリッシュ、意外に勘は悪くないんですよね。すぐに黒幕に気付いたり、その目的を察したり、身体能力も決して低くはないので、何かの手違いで諜報機関のエージェントになってしまったのではなく、訓練生時代はそれなりに優秀だったのかも…?

<過去記事>


by odin2099 | 2018-10-13 19:05 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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