【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『オーディーン/光子帆船スターライト』

スタッフは殆ど「宇宙戦艦ヤマト」から移行。
愛想を尽かして後半の「ヤマト」から離脱した筈の人や、この後で痛烈にプロデューサー批判をする人もしれっと参加している。
「ヤマト」は完結したんだから義理は果たしたんだし、嫌なら嫌だと断れば良さそうなもんだけどねえ。

出来上がった作品も「ヤマト」の影が色濃く残っている。
e0033570_19221966.jpg「ヤマト」との違いを強調すればするほど、逆に似ている部分がクローズアップされてくる。
プロデューサーはこの作品を皮切りに段階的に「ヤマト」復活を計画していたが、もし「オーディーン」ではなく最初から「ヤマト」を作っていたら違った結果が得られただろうか。それとも惨敗しただろうか。

宮川・羽田両氏による音楽は、そのまま「復活篇」に流用しても問題ないくらい「ヤマト」っぽいメロディ。艦首から発射される決め手の武器は、どう見ても波動砲。
序盤から乗組員に犠牲者が続出するが、ヤマト以上に少ない人数で動かしてるんだよなあ。
操艦だけでなくブリッジでの戦闘指揮に戦闘機での出撃、更にワッチに武器の改造、と古代以上に酷使されてる筑波あきらくん。

人間の先祖はオーディーンという神だった? 北欧神話ってそんなお話だったっけ。
オーディーン星の女王の名はサラ。だからってサラ・シアンベイカーがその子孫?
随分と短絡的ですね。
しかもオーディーン人のシチュエーション、まんま暗黒星団帝国やんけ。

しかーし!
それでも大好き「オーディーン/光子帆船スターライト」。
どこかに続編の構想メモとか残ってないですかねえ。
あきらやマモル、サラたちの冒険がその後どうなったのか気になるし、何ならリメイクしてくれてもいいんですが。
「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクが成功したんだから、次は「オーディーン」と「宇宙空母ブルーノア」を是非!

(ダメだろうなあ…)

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-17 19:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
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Commented by マイケル村田 at 2018-10-20 20:02 x
私も西崎氏がポストヤマトの狙いでやろうとした「ブルーノア」や「オーディーン」に関しては私も大好きなのですよ…。まぁ、トリトン、ワンサくん、ヤマトやブルーノア、オーディーン、うろつき童子、メーテルリンクの青い鳥等を生み出した西崎義展氏は、たしかにアニメ界の巨人である事は間違いありませんでしたが、結局は「心を怪物に魅入られてしまった」と…、西崎氏はヤマトへの愛情は本物だったかもしれないけど…、それを引き替えに己のあり方や進むべき方向も全部も失い、結果としては壊滅してしまった…。

私としては西崎義展と宇宙戦艦ヤマトシリーズは…「円谷英二と第1期ウルトラシリーズ&マイティジャックそのもの」に近いかも…(円谷英二氏はやたら特撮クオリティー重視しやがったせいで、現場を機能不全にしてしまい、予算不足の状態となってしまう)。

西崎氏はロマンのある演出、ヤマトIIIや完結編、オーディーン等から投入したアルゴンレーザーを使った光線描写、金に糸目を付けず、ベテラン/若手を問わず膨大なスタッフをかき集めたり、音楽演出、実験的技法等が結構多かったものの…、結果的には西崎自身のあり方や進んでゆく方向性を全て台無しに…。西崎義展は興行師と言うよりも寧ろ憎めない芸術家である印象が濃いからなぁ…。

あっ済みません…、なにか私、悪い事を発言して申し訳ございませんでした…。
Commented by odin2099 at 2018-10-22 21:27
> マイケル村田さん

「商売人」とされることも多いですが、いざとなると採算度外視になるので、経営者ではなく山師タイプだったのでしょうね。
芸術家と見做すほど独創的な発想があったかどうかは判断が難しいところではありますが。

いずれにせよ「ヤマト」以外も再評価すべきではあると思います。

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