<ハリー・ポッター>完結編。
1作目が英米で公開されたのは2001年11月、そしてこの最終作が公開されたのが2011年7月。
約10年に亘り全部で8本の映画が作られるとは、正に「史上最強のファンタジー」。
今後これを越える作品はなかなか出てこないだろう。

最初はとにかく原作小説に忠実にという形で始まったこのシリーズも、途中で原作をただ追いかけるのではなく映画独自の世界観にシフトチェンジ。
そのことで出番が減ったり無くなったりしたキャラクターもあるし、説明不足に終わった部分もあるものの、とりあえず小説を読まずに映画だけ見ていても「わかる」シリーズになったという点では大成功といえよう。
全てに納得しているわけでは勿論ないのだが。
しかし完結しても、まだまだ<ハリー・ポッター>は続く?!
<ファンタスティック・ビースト>シリーズの2作目がもうじき公開だし、3作目の脚本も出来上がった様子。
スピンオフではなく、本気で<ハリー・ポッター>の前章にするつもりなのだろうか?
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