続いて「ファーストガンダム」第二部へ。
前作(第一部)はただTVのエピソードを繋いでいるだけと感じたが、この第二部は映画作りに対する慣れも出てきたのか一味違ったものに。

映画化にあたって加えられた新作シーンも、前作ではTV版のリテイクの意味合いが強かったが、今回は映画版独自のカットも用意され、更に映画用に作られた新主題歌が印象的に使われていて、TV版から少なからず飛躍した感じを受ける。
もっともこの<特別版>では、第一部の時点から音楽面がほぼ全面的に刷新され、三部作共にTV版とも旧映画版とも全く違うものに仕上がっているので、第二部なりの独自性は若干薄められているのだが。
ストーリーは、「ホワイトベースの行動を中心に、それに絡んでくるジオン軍」という図式で押していった前作に比べると、ランバ・ラルとの戦い、黒い三連星の攻撃、オデッサ作戦、ハモンの復讐戦、カイとミハルの悲恋(?)、ジャブロー攻略…と様々なエピソードが次々と展開されるので忙しないが、佳境に差し掛かってる感は味わえる。
【ひとりごと】
レビル将軍、モービルスーツとか言っちゃってるよ。なんでアフレコ時にリテイクしなかったのかな。
<過去記事>