もうすぐ続編公開(日本では一カ月後)の「シュガー・ラッシュ」、つい最近見たような気になっていたけれど、映画館で見たのはもう5年も前だったんだな。

主人公はラルフとヴァネロペのコンビ、という印象が強いけれど、実は約100分の映画の中でヴァネロペが出てくるのは始まって30分くらい経ってから。そこからは出ずっぱりだからバディ物のイメージが付いているのだけれども三分の一ぐらいはラルフの独り舞台。それにフェリックスの出番も結構多い(原題は
”Wreck-It Ralph”、「壊せラルフ」って意味だから最初から主人公はラルフなのだ)。
ゲームの世界が舞台ということで、オープニングのウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのロゴがドット絵になっていたり、映画の終わりに出てくるウォルト・ディズニー・ピクチャーズのロゴがゲームキャラに乗っ取られていたりと遊び心に満ちた作品で、久しぶりに見直しても十分に楽しかったのだが、なんだかんだで結局ラルフが終始悪者扱いされてるような展開な点だけは納得いかない。
ラルフがいい奴ですぐに反省するから丸く収まってるけど、ヴァネロペもフェリックスもきちんとラルフに謝れよ。
【ひとこと】
ラルフが水中(?)に潜ってるシーン、呼吸音がダース・ヴェイダーだ。
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