
イウォークを主人公にした<スター・ウォーズ>のスピンオフ映画第二弾。
DVD化の際に改題され、現在は『スター・ウォーズ/イウォーク・アドベンチャー~決戦!エンドアの森~』が正式タイトル(の筈)。
ただ今は<カノン(正史)>ではなく<レジェンス(番外編)>扱いになっている模様。
両親とはぐれた兄と妹がイウォークたちと知り合って大冒険を繰り広げる、という前作は<スター・ウォーズ>としては兎も角、ファンタジー映画として愉しむ余地はあったものの、本作は冒頭で両親と兄があっけなく殺されるという波乱の幕開け。
子供向けの映画なのに、なんでこんな残酷なお話なのかなあ。

その後もそれなりにユニークなキャラクターは出てくるものの、悪役には全く魅力がないし、お話そのものも全体的に低調。
<スター・ウォーズ>映画の中で一番詰まらないのはこの作品だろう。
公式に「なかったこと」にされたのは、<スター・ウォーズ・ユニバース>にとっては幸いなことなのかもしれない。
【ひとりごと】
ノア老人の、行方不明になった友人サラクというのが悪の親玉テラク卿の前身かと思いきや、そんな捻りもなく普通にテラクの犠牲になっていた、というのはあっけない。
ちなみにヒロインの少女シンデルは、<レジェンス>の世界ではエンドアを離れた後、長じてコルサントでジャーナリストとして活躍した、というストーリーが用意されてるらしい。
なんだかなあ…。
<過去記事>