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『ジョニー・イングリッシュ/アナログの逆襲』(2018)

『ジョニー・イングリッシュ/アナログの逆襲』(2018)_e0033570_20042787.jpgG12サミット開催を目前にし、イギリスは大規模なサイバー攻撃を受けてしまう。現役スパイの情報も漏洩してしまったため、MI7は引退したエージェントを招集。そして選ばれたのは今は教師として隠遁生活を送っていたジョニー・イングリッシュだった。
かつての部下ボフを呼び戻したイングリッシュは、ハイテク装備を拒否しアナログで任務に挑む。その捜査線上に浮かび上がったのがアメリカのIT長者ヴォルタ。だが首相はイングリッシュの言葉に耳を傾けないどころか彼をイギリスの救世主と崇め、サイバーセキュリティの担当者にしようとするのだった。

「ジョニー・イングリッシュ」は大ヒット、「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」はアメリカでこそ大コケしたらしいが全世界的には前作並み、ということでめでたく実現したシリーズ第3弾。
今回も安定したベタなギャグが満載。どういうオチがつくか先が読めるのだけれども、それでもあまりのバカバカしさについついニヤニヤしてしまう。

そして英国首相役のエマ・トンプソンと謎の女オフィーリアを演じたオルガ・キュリレンコが良い。
「慰めの報酬」で本家007シリーズのボンドアクトレスだったのが10年前。とてもアラフォーには見えないキュート&セクシーさ。こりゃイングリッシュならずともメロメロになってしまいそう。
また1作目のパートナーだったベン・ミラーが、再びイングリッシュの相棒に復帰してくれたのも嬉しい。

引退したとはいえ、今回のようにいつ何時非常呼集が掛るかもしれないのが国の英雄、女王陛下のエージェント。この調子で4作目、作って欲しいもんだ。



by odin2099 | 2018-11-27 20:06 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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