『シュガー・ラッシュ』の続編。

前作で大親友となったラルフとヴァネロペ。しかし単調だけど安定した毎日に満足しているラルフと、外の世界の刺激を求めるヴァネロペの気持ちはすれ違うようになっていた。
そんなある日、「シュガー・ラッシュ」の世界が壊れてしまう。
ゲームを製作した会社は今はなく、修理に必要な部品はインターネットのオークションでしか手に入らないと知ったラルフとヴァネロペは、接続されたばかりのインターネットの世界へ。
そこは二人がこれまで体験したことのない煌びやかで華やかな世界だった。
早く元の世界へ帰りたいラルフ。
しかしヴァネロペはこここそ自分のいるべき世界だと感じ始めて…。
友達といえども同じ夢を共有しているわけではない、というちょっとほろ苦な結末を迎えるのには少々驚いたが、物理的な距離は無に等しいネット世界の特色を活かしたという点ではイマドキなハッピーエンドと言えそう。
さて、続編はあるのかな?

それとは別にディズニー及びディズニー傘下のプロダクションのキャラクターが大挙して出てくるのが今回の売り。
ソニック・ザ・ヘッジホッグやザンギエフ、春麗らのゲームキャラも前作に引き続いて出てくるが、白雪姫(パメラ・リボン*/小鳩くるみ)、シンデレラ(ジェニファー・ヘイル*/鈴木より子)、オーロラ(『眠れる森の美女』ケイト・ヒギンズ*/すずきまゆみ)、アリエル(『リトル・マーメイド』ジョディ・ベンソン/小此木まり*)、ベル(『美女と野獣』ペイジ・オハラ / 平川めぐみ*)、ジャスミン(『アラジン』リンダ・ラーキン/麻生かほ里)、ポカホンタス(アイリーン・ベダード/土居裕子)、ファ・ムーラン(ミン・ナ/すずきまゆみ)、ティアナ(『プリンセスと魔法のキス』アニカ・ノニ・ローズ/鈴木ほのか)、ラプンツェル(マンディ・ムーア/中川翔子)、メリダ(ケリー・マクドナルド/大島優子)、アナ(クリステン・ベル/神田沙也加)、エルサ(イディナ・メンゼル/松たか子)、モアナ・ワイアリキ(アウリイ・クラヴァーリョ/屋比久知奈)とディズニープリンセスがズラリ勢揃い(*印以外はオリジナルヴォイスキャスト!)。
一人だけピクサー出身者がいるけれど、それもネタに落とし込んでくるのが凄い。
他にも『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤー(ティム・アレン/所ジョージ)、『くまのプーさん』のイーヨー(ブラッド・ギャレット/石塚勇)、『スター・ウォーズ』のC-3PO(アンソニー・ダニエルズ/岩崎ひろし)やストームトルーパー、R2-D2、ダンボ、ベイマックス、アイアンマン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のグルートなどなど出てくる顔触れは枚挙に暇がない。
プリンセス以外はストーリーの進行に絡んでこないカメオ出演だが、その登場場面に流れてくる音楽も含め「ディズニー、ここまでやる?」のコピーはダテじゃなく愉しさに満ち満ちた作品。
そして最後に前述のようにホロっとさせられる場面も用意され、更にエンドロールの最後にもオマケ映像が付くので場内が明るくなるまで席を立たないこと。