クリスマスなのでクリスマスらしい映画を一本。
サルキンド父子が「スーパーマン」三部作と「スーパーガール」に続いて送る”スーパーヒーロー・シリーズ”第5弾。
この作品と前の「スーパーガール」が期待通りの成績を上げられなかったので、サルキンド父子は「スーパーマン」の映画化権を手放し、だから「スーパーマン4」はキャノンで作られたという曰く付きの一篇。
前半がサンタクロース誕生秘話で、後半が現代を舞台にしたドタバタコメディ。
サンタに憧れ色々と頑張るものの、やり過ぎでクビになってしまう妖精パッチ、欠陥商品を売ったことで窮地に立たされたオモチャ会社のオーナーB・Z、孤児の少年ジョーと両親を亡くしB・Zに育てられた少女コーネリアとの交流を描く後半は、ともすればサンタの存在が霞んでしまうのだけれども、まあまあ愉しいクリスマス・ムービー。
今回DVDで見たのだけれども、日本語吹替が収録されていないのが残念。当時劇場でも上映された由緒正しい(?)豪華キャストなのに。
他にもテレビ放映時に新録したヴァージョンもあるらしいので、両方を搭載したBlu-rayの発売を希望!
<過去記事>