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『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』(1978)

『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』(1978)_e0033570_1610969.jpgのっけから書くのもなんなんですが、自分は「ヤマト」ファンではありますが、この作品は好きじゃありません(爆)。
「明日のために今日の屈辱に耐える」はずの沖田艦長が、古代に特攻を勧めるのも納得いきませんし、その言葉を肯んじた古代が、島たちに「死にに行くんじゃない」と話すくだりも説得力がありません。
そして死出の旅路が、「星になって結婚しよう」という言葉に置き換えられてしまうのも・・・。
要するに首尾一貫していないんですね。

そうは言ってもお話は良く出来ていると思います。
好むと好まざるとに関わらず、劇場用4作品中では一番まとまりがあります(もっともダイジェストのパート1は論外ですけれど)。
それに涙もろくなったんでしょうかね、雪、佐渡、徳川、土方、加藤、斉藤、そして真田ら、ヤマトの戦士たちが続々と倒れて行くシーンでは、思わず目頭が熱くなりました。
当時は何とも思わなかったのに・・・(苦笑)。
Tracked from REAL LIFE at 2006-02-19 22:49
タイトル : 【劇場版アニメ】さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
声の出演:富山敬(古代進)、麻上洋子(森雪)、      納谷悟朗(沖田十三)、仲村秀生(島大介)、      青野武(真田志郎) 監督:松本零士/舛田利雄 製作総指揮:西崎義展 音楽:宮川泰 1978年の劇場版アニメです。 前作、TV版のまとめ版映画(笑)から一年後ですから、結構早い新作でした。この映画はヤマト史上空前の大ヒットになりましたよね。私はヤマトではこれが一番好きです。やはり、これでヤマトは最後だよという前提で作られてるからだと思います。簡単に言ってしまうと、もう涙、涙、涙・・・涙無しで...... more
Tracked from マー坊君の映画ぶろぐ(新.. at 2011-01-12 08:48
タイトル : さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」監督:松本零士;舛田利雄声の出演:富山 敬、麻上洋子、納谷悟朗、仲村秀生、広川太一郎、永井一郎、青野 武、安原義人、神谷 明、緒方賢一 ...... more
Commented by t2mina at 2006-02-19 20:37
>当時は何ともおもわなかったのに、、、
って大人になったってことかなあ?

独特の絵柄の漫画でしたねえ。まつげ長くてうるんだ目の、
えっと、『銀河鉄道スリーナイン』だ!
Commented by odin2099 at 2006-02-19 20:54
いや、最近歳のせいか(?)涙もろくなってる気がするんですよ。
やばいなぁ・・・(苦笑)。
Commented by REALLIFE at 2006-02-19 22:54 x
こんばんは。
この度はTBありがとうございました。
私はこのアニメが好きなんですよ。やっぱり子供の頃の思い入れがあるからなのかなと思います。色々と目につく部分は確かにあるのですが、そんなもんは気にしないようにしてます(笑)
私も涙もろくなりました。これを観るといつも泣けてきます。
Commented by odin2099 at 2006-02-20 23:25
>REALLIFE様

昔から『ヤマト2』とか『新たなる旅立ち』とかが好きで、異端と呼ばれていました(苦笑)。
一応パート1世代なんですけれどね。

さらに『YAMATO2520』なんかも好きなので
なおさら異端扱いされています・・・って笑えない(汗)。
Commented by Brian at 2006-04-02 11:52 x
おいらは、好きなんですよね。
最後は嫌な終わり方なんですが、『ヤマト』を終わらせるためには、これしか考えが浮かばなかったのでしょうね。(笑)
おいらが当時、一番のお気に入りの台詞は、地球にいる子供がお父さんに向かって「ねぇ、ヤマトはどうしたの?ヤマトがいたら、あんなのやっつけてくれるよね。」と言いましたよね。
もう、あれで涙がじわっ~と・・・。(笑)
だって、大人の考えで廃艦処分になろうとした艦ですよ。
救いの声に聞こえちゃった。
あとは、斉藤が真田に向かって言った言葉「慌てず急いで性格にな。」は受験のとき、自分に言い聞かせてましたね。
Commented by odin2099 at 2006-04-02 17:18
『さらば』では仰るとおり、
 「慌てず急いで正確にな」
は、大好きな台詞でして、よく使います(?)。

あとは
 「違う!断じて違う!!」
 「お前は間違っている!」
でしょうか。

シリーズ通じて印象に残る台詞が多いですよね。
Commented by まなぶ at 2006-07-02 20:31 x
コメント感謝感謝です♪

実は私にはヤマトの熱烈ファンの友人がいまして、
「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」を観たと話したところ、
“あんなダイジェスト版じゃ、観たことにはならないっ!”
と、シリーズ全話のDVDを貸してくれたのです(友情って素晴らしいなぁ)
あのディティールあってこその「宇宙戦艦ヤマト」だと再確認しました!
沖田艦長と古代が酒を酌み交わしながらの“さよ~なら~!”
無断で地球の両親と交信する通信仕官の悲哀と孤独。
捕虜となったガミラス兵士に殺意を抱く古代・・・、
名場面を書き上げればキリがありません。
細かなミスも多々ありますが、補って余りある傑作ですネ。
やはり、沖田十三艦長は名指揮官でした。
Commented by まなぶ at 2006-07-02 20:46 x
連続投稿しましてスミマセン!
「宇宙戦艦ヤマト」記事へのコメントをこちらにしてしまいました。

「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
2つ年上の私の姉がヤマトファンで、劇場から帰ってきても涙顔(笑)
島大介に惚れた姉は、大好きな叔父から、
“今度生まれる子供の名付け親になってくれ”
という申し出に狂喜乱舞!男の子は「大介」と名づけられました。
私の中では、テレサの存在が今ひとつ理解できませんでしたが(苦笑)
そんな点が気になるのは、第1作ほど入り込めなかったからでしょうか。
新登場の斉藤始、壮絶な真田さんとの死。
今も瞼に焼きついてます・・・〆
Commented by odin2099 at 2006-07-02 22:00
パート1の劇場版は、作劇上は結構破綻してますからねぇ。
それに大筋に関係ない細かい部分、乗組員の葛藤だとかのヒューマンな部分はごっそり落ちてますので、「これが『ヤマト』なんだ」と思われると、熱烈なファンは反論したくなると思いますよ(笑)。

一方の『さらば』は、好き嫌いは別にすると最初から映画用に作ったお話なので上手くまとまっていると思います。
島大介は自分も相方さんもファンですので、そういった声は嬉しいですね。
でも子どもに名前を付けるとなると躊躇するかも(爆)。
by odin2099 | 2006-02-19 16:32 |  映画感想<サ行> | Trackback(2) | Comments(9)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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