【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『甦れ!ウルトラマン』

こういうのはこれ一回きりだから成立したのかなあ???

e0033570_21203496.jpg「ウルトラマン誕生30周年」を記念した劇場用映画。
オリジナルストーリーのために「ウルトラマン」本編から様々なショットを抜き出し、オリジナルの科特隊キャストを招集してアフレコを敢行、全く新しい物語を作り出すという暴挙、いや快挙?!

「ウルトラマン」は39話でゼットンに敗れ地球を去って終わるが、この映画の冒頭でウルトラマンを倒したゼットンはイデ隊員の新兵器によって倒され、ウルトラマンはそのまま地球に留まり続けるという第40話なのだ。
新撮カットは皆無に近く(無いワケじゃない)、継ぎ接ぎだらけの画面に口パクの合わない台詞、という珍妙な出来上がりなのだが、手間暇かけた努力は認めよう。

あちこちに現れた怪獣と戦うためにウルトラマンが分身の術を使ったり、というチートすぎる能力を発揮したり、勘の冴えてるイデを「ひょっとして彼も宇宙から来たヒーローなのか?」と持ち上げたり、科特隊メンバーに何を今更でフルネームを設定したり、宮内国郎の音楽を新アレンジで使う一方で別人による新BGMを被せたり、というようなことをせず、素直にあの当時のままの”第40話”ならばもっと良かったのだけれども…。

ちなみにオリジナルの科特隊メンバーが顔を揃えるのは、この作品(と同時上映の「ウルトラマンゼアス」)が最後。奇跡的なタイミングで作られた一本だったんだなあ。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-01-30 21:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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