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『スーサイド・スクワット』

<DCFU>の第3弾。
スーパーマンの葬儀シーンが挿入されたり、バットマンやフラッシュの活躍シーンが盛り込まれたり、と連続性というか関連性は謳われているものの、「スーパーマンの死」以降の世界を舞台にしているだけで、お話にはそれほどの連続性はない。
まあカメオで出てくるブルース・ウェインがチーム作りに奔走しているのはわかるけれど。

『スーサイド・スクワット』_e0033570_21531560.jpgそして映画のトーンも、シリアスで重苦しい前2作と違い、かなりカラフルでポップなものに。
その一方で前2作にはなかったある種の残虐性、残酷性、エログロな部分が強調され、言ってみればかなり悪趣味な作品になっているのも事実。

そもそもが悪役が主役という時点でかなりの異色作なのだが、その悪役陣が揃いも揃って好い奴ばかり(ま、例外はありますが)。それを率いる”正義側”の方がよっぽど問題児ばかりで、はたして誰に感情移入して良いのやら戸惑うので、鑑賞後の後味はすこぶる良くない。これは好みの問題でもあるが。

そんな中でもマーゴット・ロビー扮するハーレイ・クインはたちまち人気キャラに。彼女を中心に女性キャラの活躍を描く”Birds of Prey (And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)”の撮影も始まった(米国公開は来年2月の予定)。
更にキャラとキャストの大半を一新した「スーサイド・スクワッド」の第2弾”The Suicide Squad”は再来年の8月公開と伝えられている。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-02-02 19:31 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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