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『ルパン三世』(1978)  

1977年から放送が始まったTVの第2シリーズの人気を受けて実現した、初の劇場用作品です(アニメでは)。
もともと『ルパン三世』はTVの第1シリーズより映画としての企画が先でしたから、はたして何年越しの実現になるのやら。
ただしスタッフはTV作品とは別で、ルパンたちのキャラクター・デザインも全くの別物。
峰不二子なんかTVの制約を離れて、思いっ切り弾けてます
知らないで子供を映画館へ連れてきたお父さんは、さぞかし気まずい思いをしたんでしょうね(苦笑)。
でもそれが功を奏したのか、第2弾の製作も決定しました。
それが名作として名高い『ルパン三世/カリオストロの城』…というのはまた別の話。

『ルパン三世』(1978)  _e0033570_1693137.jpgこの作品は通称「ルパンVS複製人間<クローン>」と呼ばれていますが、別段サブタイトルが有る訳ではありません。
当時の宣伝文句に「ルパンVSクローン、世界史を塗り替えるのはどっちだ?!」というものがあり、そこから採られたのだと思いますが、それは後に作られた『カリオストロの城』と区別するためという意味合いが濃いようです。

というか、ぶっちゃけた話、この作品って不当に評価が低くありません?
<賢者の石>を巡る争奪戦に始まり、ルパン・ファミリーの仲違い、当時は目新しい題材だったクローン技術を取上げたストーリー等々、これでもかこれでもかと詰め込みすぎの感もある内容ですが、見応えはかなりあると思います。
そんなにルパンらしくないですかね?

それに現在発売されているDVDはノーカット版だと思いますが、ビデオソフトはカット版でTVでもカットされて放送されています(LDのみノーカット版が出ました)。
最初はカット版でリリースされた『カリオストロの城』が、後にノーカット版で再リリース、TV放映されるようになったのに比べると随分待遇に差が有ります。
妙に老成しちゃった『カリオストロ』のルパンに比べると、ハッチャけた魅力に溢れてると思うんですがねぇ。
次元にしろ五右衛門にしろ不二子にしろ、馴れ合いじゃない雰囲気が出ているのも好印象なんですが。

Commented by moreysroom at 2007-05-09 00:27
こんばんは!
そうーなんですよね。馴れ合っていなくて、ルパンがちょっとクールじゃないですかっ!そこが魅力なのにーーーっと私も力が入ってしまいます。
Commented by odin2099 at 2007-05-09 23:06
あー良かった、賛同者がいてくれて♪
当時のSFブームに迎合しているという批難はご尤もだし、大傑作だと主張する気もないんですが(苦笑)、それでも面白いんじゃないかと思うんですがねぇ。
この作品のルパンがルパンじゃないというなら、『カリ城』のルパンの方がもっとルパンらしくないと思います。
Commented by まあちゃん1115 at 2008-04-17 16:36
全く、そのとおりだと思います。ルパンVS複製人間こそ、ルパンアニメの原点であり、究極の作品と私は思ってます。ン十年前に映画館で見た、マモーの巨大な脳細胞が、今も私の脳裏に焼きついています。アニメの面白さ、本質を私に教えた作品です。もっと話したいことがあるので、私のブログまでおいで下さいね、待ってます。
Commented by odin2099 at 2008-04-20 22:46
コメント、有難うございました。
「ルパン」にかける熱い想いが伝わる素敵なサイトですね。
それだけ一つのものに打ち込めるのが、ちょっぴり羨ましく思えます。
Commented by マイケル村田 at 2017-08-25 00:58
このキャラクターデザイン/作画監督を担当されていた椛島義夫さんは…、今年の7月25日に肺炎のため、何処か宇宙の遥か彼方へと旅立ちました…。椛島義夫さん…、心からご冥福をお祈りいたします…。今年は「無敵鋼人ダイターン3」や「装甲騎兵ボトムズ」の塩山紀生さん、「わが青春のアルカディア」や「恐竜・怪鳥の伝説」山川啓介さん、「宇宙空母ブルーノア」の平尾昌晃さん、「FUTURE WAR 198X年」の横山菁児さん、そして「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の椛島義夫さんと…。
Commented by odin2099 at 2017-08-27 11:15
> マイケル村田さん
自分が慣れ親しんだ作品に携わった方々が、次々と鬼籍に入られているのは淋しい限りです。
しかしそれだけ”時”が流れたということで、これは残念ながら仕方のないことですね…。
by odin2099 | 2006-02-20 06:28 |  映画感想<ラ行> | Trackback(8) | Comments(6)

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