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『冬木透の世界/ヒーローオーケストラ』

『冬木透の世界/ヒーローオーケストラ』_e0033570_21211146.jpgちょっと久しぶりになりましたが、3月2日にオーケストラ・トリプティークのコンサートへ出かけてきました。
今回は待望の冬木透!
毎回毎回アンケートにリクエストし続けてきましたが、遂に実現です。

場所はお馴染みの渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、今回の指揮は高橋奨、コンサートマスターは三宅政弘、それに東久留米児童合唱団「そよかぜ」が加わります。
この児童合唱団、あの「みすず児童合唱団」の流れを汲むものだとか。「ウルトラ」には縁が深い、由緒正しい合唱団ですね。
司会は樋口尚文、満田かずほ監督、中堀正夫撮影監督を迎えてのプレトークからスタートです。

『冬木透の世界/ヒーローオーケストラ』_e0033570_21193341.jpgオープニングは「ウルトラセブンの歌」、その後はラジオドラマの音楽や、「セブン」の劇伴を中心にした「クラシカルファンタジー」が続けて演奏されます。
このあたりの楽曲は、作品を離れた独立したクラシックの小品として十分に聴き応えのあるものでした。普通にクラシックのコンサートで演奏しても他の作品に決して引けをとるものではないでしょう。

続いて演奏されたのは「ミラーマン合唱組曲」。
「ミラーマンの唄」、「SGMのテーマ」(歌詞なし。シャバダバダ~のコーラスのみ)、「戦えミラーマン」、「朝日に向ってジャンボフェニックス」をメドレーで演奏しましたが、「戦えミラーマン」はTVサイズの短縮版だったのがちょっと残念でした。

そして前半最後は「帰ってきたウルトラマン組曲」。
演奏順はともかくとして、聴きたいなあと思っていた楽曲はほぼ網羅されているベスト盤の趣き。やっぱりこのメロディがなきゃ「帰マン」じゃない!というくらいの納得の選曲でした。これらが生のオーケストラで聴けただけでも、このコンサートは満足です。

後半は「ウルトラセブン組曲」、こちらも代表的なメロディは殆どカバーしているんじゃないの?というくらい充実した構成で、「ウルトラセブンの歌パート2」も演奏。
この歌を生で聴く機会って滅多にないというか、初めてかもしれませんね。

ここで、アンヌ隊員ことひし美ゆり子さんと「ウルトラマンA」TACの美川隊員役だった西恵子さんを迎えてのゲストトークが入ります。良い意味でアンヌ隊員のイメージを壊してくれるひし美さん、好きですねえ。
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そして本日のメインイベント、シネマ・コンサート形式による「セブン」最終回――第49話「史上最大の侵略 後編」の上映!
予告編用BGMに続き、メインタイトル、そして主題歌と当たり前のように生演奏。クライマックスはもちろんシューマンのピアノコンチェルトですが、他の「セブン」BGMが流れている中で画面のタイミングに合わせてサッと曲を切り替える、考えてみるととんでもないことです。フィルムのダビング作業なら何度でもやり直すことが出来ますが、こちらは一発勝負ですからね。

「セブン」の最終回はこれまで何度も繰り返し見てきましたが、大きなスクリーンで、しかも生演奏付きの観賞ということもあってか、終盤からは涙腺緩みっぱなしでした。
色々とツッコミどころがなくもないですが(ゴース星人が攻めてきてるのに、なんでラジオで野球中継?とか)、改めて良いドラマだったんだなあと感じました。

この後はアンコールで「ULTRA SEVEN」と「ウルトラ警備隊の歌」があり、冬木透先生が登壇。84歳になられたばかりということでしたが、一歩一歩ゆっくりとステージを歩かれる姿はちょっと痛々しい感じがしました。
その後は先生のタクトで例によって「みんなで歌おう」のコーナーだったのですが、実際には先生は殆ど振っていません。それも余計に痛々しさを感じさせたのですが……アンコールに「ウルトラセブンの歌」は予想通りでしたが、まさかワンダバ歌わされるとは?!

というわけで歌いましたよ、ワンダバダダンダバダダンダバダ…
知りませんでした。最初だけが「ワンダバダ」で、それ以降は「ダンダバダ」の繰り返しだったんですね。
この曲と「セブンの歌」、前列二列目のサイド、マイクの近くの席で歌いましたので、もしかすると拾われてるかもしれませんねえ、自分の歌声。そういや今回は「CD用に録音しております」のアナウンスが流れませんでしたが、ライヴCDは発売されないのかしらん?(それ以前のコンサートの分も溜まってるはずなので早よ)

それにしても今回のコンサート、色々ドタバタが続きました。
当初は14時開演の予定で、自分がチケットを取った時もそのままだったのですが、急遽18時開演に後倒しに。
で、当日は17時半開場予定がリハーサルが長引いたのか遅くなり、プレトークの時間も押し、演奏が始まったのは結局18時15分くらいだったでしょうか。

15分の休憩を挟んだ後の後半もバタバタで、シネマ・コンサートでは映像が出ないトラブルがあり、急遽MCで繋ぐという有様。そのせいか終演20時10分と掲示されていましたが、アンコールとフォトセッションコーナーが終わってお開きになったのは20時50分頃でした。
合唱団の子供たちは最後までステージにいましたけど、労働基準法的にはギリギリ?
他にも演奏中に指揮者のタクトが飛んで行っちゃったりという事件もありましたが、これもまた生ならではの愉しみとも言えるでしょう。

今後のオーケストラ・トリプティークの演奏会の予定を見ますと、6月に「伊福部昭百年紀Vol.7」が。
次に行くのはこれに決まり!ですねー。

会場には飯島敏弘監督もいらしていて紹介されていましたが、例によって渡辺宙明先生のお姿も。
いやあ宙明先生は本当にお元気ですなあ。冬木先生より10歳も上なのに…。自分もかくありたいものです。
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by odin2099 | 2019-03-05 23:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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