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『花咲ける騎士道』(1952)

女たらしのファンファンは、ある女性との結婚を強要され逃げ出し、ジプシー女に化けたアドリーヌの占いに騙され軍隊へ。
ところがアドリーヌは、実は軍の徴兵係の娘だった。
しかしファンファンは、「いつか王女と結婚する」というその占いが気に入っており、ある日王女に会おうと部屋へ忍び込んだところを捕らえられ、死刑を宣告されてしまう。
いつしかファンファンを愛するようになっていたアドリーヌは、国王ルイ15世に直接助命嘆願をして聞き入れられたのだが、今度は国王がアドリーヌに夢中になって・・・というフランス製の活劇。

『花咲ける騎士道』(1952)_e0033570_22292914.jpgこれをラブ・コメディと呼んでいいものかどうかは悩むが、戦争をあたかもゲームかスポーツのように扱い、全篇をちょっぴり皮肉の効いたナレーションで包み、クライマックスは大掛かりな剣戟シーンで、ラストはもちろんハッピー・エンド。

主演のジェラール・フィリップとジーナ・ロロブリジーダのコンビも絵に描いたような美男美女で、見ていてゴキゲンになれる一本
はたしてアドリーヌの占いが、当たったのか外れたのかも最後のお楽しみ。
監督はクリスチャン・ジャック。
Commented by koujitu3 at 2006-02-22 02:01
これ、ちょっと前にリメイクされましたよね。
私はそのリメイクを見たのですが、わざわざ劇場で見る程でもなかった、と思ってしまった、馬鹿馬鹿しいおはなしだったような記憶があるのですが・・・ 昔の作品のほうがよいのでしょうか?
Commented by odin2099 at 2006-02-22 22:25
はい。
そっちを見るつもりでいたんですが、どうせなら、とオリジナル版を先に見ました。
近いうちにリメイク版も見ます。
Commented by BC at 2009-12-24 20:38
エクスカリバーさん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

戦争を題材にしているので単なるラブコメとは言いきれないけど、
重苦しさはなく、気軽に観る事が出来た青春映画でした。
(いわゆるアイドル映画のハシリなのかも。^^ )
Commented by odin2099 at 2009-12-24 22:13
アイドル映画、なるほど。そうかも知れないですねー。
役者さんありき、の題材っぽいですもんね。
リメイク版は、その役者さんのキャラの違いが、そのまま作品の違いになっているようにも思えます。
どっちも好きですね。
by odin2099 | 2006-02-21 23:14 |  映画感想<ハ行> | Trackback(3) | Comments(4)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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