原始時代を舞台にしたハマープロ製作のアクション映画。
しかしお話がとんと頭に入ってこない。
とある部族の族長の座を双子の青年が争い、それに他の部族の美女が絡んできての取り合いになり…というメインストーリーというか後半部分の展開は何となくわかるのだが、そこに至る前半部分がどうしてそうなったのか理解できなかった。
この映画、20年ぐらい前に一度見てる筈だけれど、その記憶もサッパリ。
その分、半裸のビキニ姿のお姉ちゃんどころかトップレスのお姉ちゃんも出てくるのだけれど、じっくり観賞している余裕もないくらい争ってばかりだ。
これならば『恐竜時代』を輸入盤のBlu-rayで見ている方が遥かにマシ。
日本公開版ではカットされたモザイクなしの全裸のラブシーンがそのまんま収録されているので、知らないで見た人はビックリするだろう。
恐竜さんが出てこないので大掛りな特撮シーンもなし。
火山が噴火してのスペクタクルシーンも用意されてはいるものの、目玉というほど力も入れられていないし、台詞もなくゼスチャーのみで進行するという点も併せて極めて地味な仕上がり。
見どころはミス・ノルウェイに選ばれたジュリー・エーゲの肢体のみというのはちょっと寂しい。