『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー ヒーローズ・ジャーニー』 スティーヴ・ベーリング
章立て、と書いたが、むしろ連作短編小説集だと思った方がイメージは掴みやすいかもしれない。
トニー・スタークとハッピー・ホーガン、スティーブン・ストレンジとウォンとのやりとりや、ナターシャ・ロマノフを尋問するエヴェレット・ロス、諜報の世界に身を置く二人の心理戦など、なるほど小説ならではの面白さはある。
ただどこにも”公式ノベルズ”といった類の注釈が一切ないのが気になる。
これがオフィシャルなものなのか、それとも二次創作の範疇に留まるものなのか、さてどちらだろうか。