【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『宇宙戦艦ヤマトII/ヤマトよ永遠なれ!』(1979)

e0033570_1654580.jpgという題名で放送されたはずの、TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2』の総集編です。多分2度目の再放送から『宇宙戦艦ヤマト2(総集編)』という味気ないものに替わり、そのままソフト化されて今日に至っております。

『宇宙戦艦ヤマト2』は映画『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』をTVシリーズに引き写したもので、『さらば』のラストで「ヤマトは二度と姿を現しません」と宣言してしまった関係から、本来なら最後の「ヤマト」となるはずのものでした。
ところが人気は依然衰えず、というよりも正にピークを迎えており、また全員玉砕の『さらば』ラスト・シーンを巡っては、プロデューサー西崎義展と監督・総設定の松本零士の対立が激しかったこともあり、ラスト・シーンが変更されることが決定。必然的にシリーズの続行が決められたという経緯があります。
『さらば』の公開が1978年の8月、『ヤマト2』の放送が10月から翌年の3月までですが、放送開始前からラスト変更の噂は伝えられており、更に1979年の年明け早々には続編(『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』)が、夏にTVスペシャルとして作られることが公表されておりました。

e0033570_22554898.jpg内容に関してはサイト内(「お茶の間」)の感想を参照していただくとして、この総集編が作られたのは1979年の10月、既に『新たなる旅立ち』の放送が終った後で些か唐突な感は否めませんが、一つには『さらば』からでは『新たなる』には物語が続かないので、TVシリーズのパート1をダイジェストで映画化したように、パート2のダイジェスト版が必要になったからだと解釈出来るでしょう。
もっとも今ひとつの理由の方が大きそうで、これは同じ西崎プロデューサーが”ポスト・ヤマト”をにらんだ作品『宇宙空母ブルーノア』を製作・放送するにあたって、その前宣伝を兼ねたものだということです(この総集編放送の翌週から、同時間帯で放送が始まっています)。
まぁ、この作品に関してはいずれ別の機会に。
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by odin2099 | 2006-02-25 10:58 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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