ハシゴの3館めは国立西洋美術館。

こちらは
「特別展 三国志」のチケットで割引入場。そうなんです、3館で相互割引サービスをやっているのです。
なので、どうせ行くなら一気に制覇する方がお得!(でも疲れる)

「恐竜博」「三国志特別展」という順番に回ると観客の年齢層が徐々に上がっていくのがわかります。
こちらには子どもの入場者、いませんでした。混み具合は…平日の午前からお昼過ぎにかけての割になかなかです。本格的な夏休み突入前でまだ良かったなあ。

ここの展示は正に圧巻です。
マネとかモネとかルノワールとかロダンとかゴッホとかクールベとかドガとか、下世話な表現をするなら西洋絵画のオールスターズの作品が所狭しと展示されています。
以前にも常設展示で見た作品もありますし、美術の教科書やガイドブックの類でしょっちゅう目にする有名作品も並んでいます。
ただ、一つ問題があるとすれば、これは松方幸次郎という個人のコレクションだということ。
西洋美術史の流れに沿って、というよりも、いつどこで入手したか、に重きを置いた展示なので、膨大な作品量に圧倒されはするものの、要はバラバラなので全体として印象に残りづらくなってしまっている、ということでしょうか。まあ自分が不勉強なせいも多分にあるのではありますが。

↓これは撮影可能ゾーンにあります。

3館廻ったと言っても結構駆け足だったので、疲労感はそれほどでも。
しかしそれもこれも本格的に夏休みに突入する前の平日だったからでしょうなあ。
これから出かける予定の方、ご健闘をお祈りいたします。