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『ターミネーター』

シリーズの新作が来ると、旧作のお浚いが忙しい。
もうすっかり忘れちゃってるもんなあ。
で、今度は「ターミネーター」、秋に新作やってきます。

テレビドラマやアニメ版を除いても、劇場版がこれまで5本。
ややこしいのは1作目と2作目のみが正典で、後はみんな番外編みたいな扱いになっちゃってる点。
4作目が作られた時は3作目が否定され、5作目は4作目を否定し(というか1・2作目も否定してる感じ)と、新作が出る度にリセットされていて、御多分に漏れず今度の新作も「新たな3作目」というスタンス。
どっかできちんと整理をして欲しいもんですが、今後も行き当たりばったりでシリーズは続いていくんでしょうか。

さて、そんなシリーズの原点、第1作は見事に低予算B級SFアクション映画になってます。
皮膚が破れ内部のメカが剥き出しになるターミネーターも、よくよく見ると(よくよく見なくても)かなーりチャチな作り。
それでもアイディア勝負と見せ方の工夫で、それを補って余りあるほどの娯楽作品になっています。

『ターミネーター』_e0033570_19551455.jpgB級映画らしいのはお色気サービスにも表れてます。
そもそもタイムスリップが全裸でなければ行えないという設定がイカれてます。
そのためシュワルツェネッガーもマイケル・ビーンも初登場時は全裸。
シュワちゃんは何やらブラブラさせてるのが見えちゃったりしますが、女性ファンは喜んだのかなあ(あ、一部の男性ファンが喜んだのか?)。

男性ファン向けにはリンダ・ハミルトンが頑張っています。
終盤はノーブラでシャツを着てるので何故か胸元にポッチが見えるのですが、その後はマイケル・ビーンとのベッドシーンでバストトップを披露。
やっぱりこうでなくっちゃ(でもそれ以上のサービスショットはなし…)。

ただ当初はカイル・リース役をオファーされていたのはシュワちゃんだったので、これが彼とリンダ・ハミルトンとの絡みだったら、なんか作品のトーンが違って見えてきそうですけどね。

<過去記事>

by odin2099 | 2019-08-02 19:58 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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