「日本100名城」の一つ、小峰城へ行ってきました。

元々は結城氏の城で、その後に蒲生氏や上杉氏が城主となり、織田家の宿老として、そして信長の死後は秀吉に仕えた丹羽長秀の息子・長重が入って今見るような形になったようです。


歴代城主の中では「寛政の改革」の松平定信が有名でしょうか。
平成期に入って木造で天守を復興するブームが起きましたが、ここがその先駆け。


もっともこの城の場合天守ではなく「御三階櫓」なんですが、幕府を憚った代用の、実質的な天守ですから、そちらにカウントしても良いと思います。

以前から行きたい行きたいと思っていたのですが、大震災によって石垣や曲輪が崩壊し立ち入り禁止状態に。

ようやく数年前に入城可能となり、遂に今春8年がかりで石垣の修復が完了。

ということでようやく登城が実現しました。

福島県というとウチからは結構遠いイメージがあるんですが、実際の距離はともかく新幹線のお陰で千葉県や長野県、山梨県あたりへ出るよりは早いんですよね。松本城や高島城、上田城、甲府城などよりも楽に行けます。
新幹線で新白河まで出て、そこから東北本線で一駅の白河駅下車。すぐ裏手が城山公園です。

というか線路は思いっきり城の敷地内を通ってます。アクセスは便利、といいたいところですが、東北本線って1時間に1本くらいしかないのが玉に瑕…。

この日は生憎の雨模様。

青空に映える天守の姿を収めようとしたんですがダメでした。

帰る頃は土砂降りで、しかも雷まで鳴っていたし。
どちらかというと”晴れ男”なんですがねえ。

