DVDの第2巻には第3話「常勝の天才」と第4話「不敗の魔術師」の2話を収録。

第3話はラインハルトの過去話で、キルヒアイスとの邂逅、アンネローゼとの別離から此度の帝国元帥昇進まで。
打って変わって第4話はヤンの過去話で、ジェシカ、ジャン、キャゼルヌ、フレデリカ、そしてユリアンとの出会いを。
もちろんヤンが”エル・ファシルの英雄”と祭り上げられることになる一件にも触れられている。
リメイクならではの改変部分もあるものの、先を知っているお話だけにのんびりと見ていられる。
久々に小説を読み直した、あるいはアニメを見直したという感覚。
しかしどうしても旧作のキャラクターたちと比べてしまうのは致し方ないか。
デザイン然り、声(及びその演技)然り。
旧作が完璧でそこに付け加える要素などありはしない、などと暴言を吐く気はないが、今のところ「新作ならでは」の見どころが見いだせないのも事実。
このシリーズに関しては、口煩い小姑のポジションから抜け出すのは難しいか。