
第2シーズン開幕。
冒頭に第1シーズンのダイジェストがつくものの、第1シーズンの最終話が物語の途中で終わっているため、この第2シーズンもいきなり物語の途中から始まる。
この第一章は第13話から第16話までの4話分を一気に見せる。
アムリッツア星域会戦、皇帝崩御、ヤンのイゼルローン駐留、捕虜交換、皇帝の後継者を巡っての門閥貴族の諍い、そして同盟側にはクーデターの兆し、という具合に物語は一気に動く。
それに合わせて登場人物も一挙に増加。
これまで台詞らしい台詞のなかったミッターマイヤーやロイエンタール、アッテンボローといったメインキャラたちにもようやく出番が与えられた。
ただそれでも名前がテロップで表示されるものの、ろくに出番も見せ場もないままに退場する数多のキャラクターたちに、ファン以外の観客は付いて行けるのだろうか。
おまけにそれなりに人気声優を揃えているのだろうが、デザイン共々個性に乏しく、オールドファンとしては”見て聴いて”キャラクターを認識するのは至難の業だと思うのだが、これは余計なお世話というものだろう。
第二章は更に登場人物入り乱れて…となりそうだが、展開が目まぐるしいので退屈はしない。
第三章まで一気呵成にお付き合いするとしよう。