<スカイウォーカー・サーガ>の完結編となる「スカイウォーカーの夜明け」公開まで、あと2カ月とちょっと。そろそろサーガの見直しも佳境へ入ってきました。
今回は、一時は<スター・ウォーズ・サーガ>の完結編の重責を担っていたエピソード6です。
最初にC-3POとR2-D2をジャバの元に送り込み、次いでレイアとチューバッカ、そして最後に自らが乗り込むなど着々と布石を打ってる我らがルーク。
まあ本人が最後に現れるのは、成長したルークの姿を観客にアピールしたかったからでしょうが、はたしてそれは成功したのかどうか。なんか行き当たりばったりの結果オーライな気がするのですが、どこまでルークは計算していたのでしょうね。
その後のダース・ベイダーや皇帝パルパティーンとの対決を見るにつけ、喧伝ほどルークは成長してるようにも見えませんし、フォースの能力の現れ方もマチマチなのも気になります(ランカーに止めを刺した扉のスイッチはフォースで押せなかったのかとか、イウォークの罠にかかった時に素早くライトセーバーを取り出せなかったのかとか)。
色々ありましたが、まあ基礎はオビ=ワンやヨーダが教えたものの殆ど独習に近かったであろうことを考えれば、ルークは凄かったのでしょう(「最後のジェダイ」を見る限り、やっぱり大した成長はしてないように見えますけどね)。
行き当たりばったりの結果オーライのルークをフォローしたのは、ハンやレイア、ランド、それに反乱同盟軍の仲間たち。これはチームワークの勝利ですね。
あとは不確定因子だったイウォーク族の存在。さしものパルパティーンも彼らの存在は知らなかったか、知っていても気にも留めなかったようですが、やっぱり偶然に偶然が重なった勝利だっただったのかしらん?
そして「策士策に溺れる」を正に地で行ったパルパティーンの自滅っぷり。
えーと、ルークの貢献度ってどのくらいだったんでしょうか。段々と可哀想になってきました。
それにしても本作のルーク(というかマーク・ハミル)の顔、安定してませんねえ。場面によって全然違う顔に見えます。
序盤だけ見ても、ジャバに対するメッセージ映像と、直後にジャバの宮殿に現れたルークの顔って別人じゃありませんか?
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