今度は『T4』、しかも初めて見る<ディレクターズ・カット版>です。
<劇場公開版>115分に対して、<ディレクターズ・カット版>は118分と僅か3分ほどの違い。
何やら細かく手が入ってるとのことですが、そのあたりはサッパリ。
ただ一点、ハッキリわかるのは、マーカス・ライトとちょっと好い仲になる女戦士ブレア・ウィリアムズを演じたムーン・ブラッドグッドのヌードシーンが加えられてることですね。

まあヌードといってもおっぱいがチラッと映るだけの、ほんのサービスショット。
これ、なんでカットしたんでしょう?
このシーンが入ると入らないとで、レイティングが大きく変わるとも思えないし、前後の流れからするとあった方が自然なんですが。
ちなみにこのヴァージョン、今のところBlu-rayにしか収録されていません。
DVDを買ったり借りたりしても残念ながらお目にかかれませんので悪しからず。
この『T4』は当初『T3』のジョナサン・モストウ監督の続投並びに、カリフォルニア知事になっていたシュワルツェネッガーも関与する形で企画立案されたそうですが、軌道修正。
その結果『T2』は『T1』の焼き直しで『T3』はその”続き”、その延長線上に位置する『T4』、とはならずに新章のスタート。
シリーズに新風を吹き込んだかに思えましたが、前作よりも大きく成績を落とし赤字になってしまったことで、『T4』からの新三部作構想が敢え無く頓挫してしまったのは残念でした。
最後はジョン・コナーが半機械人間になってしまったのかなと思わせますが、このシチュエーションは形を変えて『T5』が受け継ぎます。
その『T5』もまた新三部作の一作目などとアナウンスされてましたが、こちらも失敗。
今度の『T6』はどうなっているんでしょうねえ。
【ひとこと】
この物語の時代設定は2018年5月――去年でした。
まだ現実世界はスカイネットによる支配は行われていません。
良かった良かった…
いや、実は密かに……?
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