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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』

レイダース/失われた≪聖櫃≫』、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』に続く<インディアナ・ジョーンズ>の冒険譚の第3弾。
2作目が1作目より過去の物語なので、時系列的にはこちらが1作目の続きということになる。

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』_e0033570_20364503.jpgリヴァー・フェニックスが少年期のインディ役、そしてショーン・コネリーがインディの父ヘンリー・ジョーンズ役で出演と贅沢な配役。
しかしフェニックスもコネリーもハリソン・フォードに似ているとはちっとも思わないのだが、それを言うのは野暮というものだろう。
特にインディアナ・ジョーンズは、映画史的にはジェームズ・ボンドの子供。
となればインディの父親が初代007のコネリーなのは必然だ。
もっとも当初はグレゴリー・ペックも候補に挙げられていたようだが。

似てる似てないで言えば、少年期のインディが出会ったフェドラー帽を被った盗掘団のリーダー、こちらの方がインディっぽい。
というよりインディが彼をリスペクトしていて、好んで似たような恰好をしているのだろうが。
ちなみにこの役を演じたリチャード・ヤングはその後、007フォロワーの一本『プリンス・マルコ/地中海の標的』でタイトルロールの凄腕スパイ役に抜擢された。

前作がちっとも面白く感じなかったので本作もあまり期待していなかったのだけれども、ブロディやサラといった1作目の脇役たちが戻り、かつ親子のデコボコバディ物になっていたので今度は愉しめた。
前2作のヒロインが二人ともインディといがみ合いながらも恋に落ちるというパターンだったのに対し、本作のヒロインは女の武器を使ってジョーンズ親子を誑かす悪女として描かれている点も目先が変わって良い。

1作目でユダヤ教、2作目で仏教、そしてこの3作目でキリスト教と、世界三大宗教に所縁の有る”宝物”が登場していることもあり、ここで終わっていればシリーズも綺麗に完結したのだろうが、続きが出来てしまったのは人気シリーズの宿命だろう。

その後も更なる続編の話は出ては消え、の状態だったが、そうこうしているうちにルーカス・フィルムがディズニー傘下に入ってしまったため、現在はディズニー映画として新作を準備中。
公開予定日が度々延期され、今のところは2021年夏ということになっているが、未だに脚本も仕上がっていないようなので心配。何より主演のハリソン・フォードがどこまで動けるか、だ。

御年77歳、順調に製作が進んだとしても撮影中に78歳を迎える訳で、ロジャー・ムーアだってジェームズ・ボンド役を勇退したのは57~8歳の頃だしなあ。
最近でもアクション映画で活躍しているリーアム・ニーソンにしたって67歳。
もともと動きの良くないハリソンなだけに満足いくアクションシーンをこなせるのかどうかも気になる。

【ひとこと】
今回もTV吹替版で観賞。
ハリソン・フォード=村井国夫、ショーン・コネリー=若山弦蔵だとやはり安心して聴いていられる。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/7468591/


by odin2099 | 2019-11-10 20:44 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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