ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』<日本キャスト版>Season1

都合が悪くなってしまったので、という人からチケットを譲ってもらい、IHIステージアラウンド東京へ行ってきました。
来日公演に続き、現在は日本人キャスト版の第一弾を公演中で、この後キャストを改めて第二弾、第三弾と長期公演が予定されています。
客席は…8割方が若い女性でしたねえ。
上演中の第一弾のキャストはこちら。
トニー:宮野真守/蒼井翔太(Wキャスト)
マリア:北乃きい/笹本玲奈(Wキャスト)
アニータ:樋口麻美/三森すずこ(Wキャスト)
リフ:小野田龍之介/上山竜治(Wキャスト)
ベルナルド:中河内雅貴/水田航生(Wキャスト)
ドク:小林隆
シュランク:堀部圭亮
クラプキ:吉田ウーロン太
グラッドハンド:レ・ロマネスクTOBI
自分が見た回はトニー:蒼井、マリア:笹本、アニータ:三森、リフ:上山、ベルナルド:中河内です。
映画の「ウエスト・サイド物語」はその昔テレビで放送したのを見たっきりなんですが(大竹しのぶ、国広富之、沢田研二、安奈淳、尾藤イサオによる吹替版。もう40年前なのか?!)、意外にお話覚えてるものだし、レナード・バーンスタインの音楽も形を変えて何度も聴いているので耳に馴染みのある楽曲ばかり。
ということで3時間近い作品ですが、だれずに最後まで愉しむことが出来ました。
ただこのシアター、360度回転が売りの円形劇場なのですが、これがなかなかキツイ。
幕の代わりのスクリーンに映像が映し出され、客席ごとステージ上のセットが動くので場面転換はダイナミック、ついでにセットの入れ替えの必要もないのですが、ハッキリ言って酔います。
映画館でも最近は体感型、4DXとか色々出てきてますが、そういうのが主流になるとしたらドンドン足が遠のきそうです。
ところで今回キャスト表を見ていて、その中に劇団四季のトップ女優だった樋口麻美の名前があったのでビックリ。
ここしばらく四季のお芝居から遠ざかっていたのですが、その間に退団されていたんですねえ。まあ彼女クラスになれば、退団後も引く手数多でしょうが。
それにメインキャストに3人も、所謂”声優”さんがいるというのも驚き。今や声の仕事だけじゃなく、歌って踊れてなんでも出来る、真のエンターティナーが求められているんでしょうね。
【ひとりごと】
スタッフの中に”振付指導”という肩書で大澄賢也の名前が。
今はダンサーだけじゃなく多方面で活躍してるんだなあ。