こちらは6年ぶり2度目(前回の記事は
こちら)。
亥鼻城が正式名称? 千葉城というのは通称。
しかもお城があったのは平安時代から室町時代にかけて、ということなので、もちろんその時代にこんな立派な天守があるワケもなく実はお城の天守の格好をした博物館で、正式には
千葉市立郷土博物館。

でもこれだけ立派な見てくれだと、インチキだとわかっていてもテンションあがるあがる。

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」がロケに使ったとか、戦国武将のコスプレイベントがあったとか色々聞こえてきますが、見栄えは良いし言ってみれば博物館がお城のコスプレしてるみたいなもんなのでマッチしてるのかもしれませんね。

そういえば前に行った時は拝観料を払ったはずなんですが、今は入場無料になってました。ありがてえ。


今回は常設展示の「千葉氏の興亡」をじっくり見てきましたが、なかなか興味深い一族ですねえ。
平忠常の子孫だそうですが源氏との繋がりが深く、前九年後三年の役でも従軍し、源頼朝の挙兵の際には逸早く駆け付け鎌倉幕府成立に貢献したとか、戦国時代に入ると後北条氏の支援を受けて里見氏と争ったとか、内部分裂もあったりで毀誉褒貶が激しいです。

平将門あたりから始まり、源義朝、新田義貞、足利尊氏、上杉禅秀、里見義弘、太田道灌、上杉謙信そして豊臣秀吉と一族に関わりある登場人物も多士済々。
一族の興亡をドラマにしたら面白そうなんですが。